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ユービーアイソフトは、海外メディアBloombergが報じたテンセント・ホールディングスおよびGuillemot Brothersによるユービーアイソフト買収検討について、海外メディアを通してコメントを公開しました。
ユービーアイ、海外メディアを通して買収報道に反応
海外メディアBloombergは2024年10月初頭に、テンセントおよびGuillemot Brothersがユービーアイソフトに関して、買収も含めた選択肢を検討していると報道。これを受けてユービーアイソフトの株価が約30%上昇するなど、ゲーマーを含めた各方面に波紋を呼ぶ状況となっていました。
その後、海外メディアVGCがユービーアイソフトから受け取ったという声明を報じました。報道によると、ユービーアイソフトの広報担当者は、直近における推測の報道について認識していると話したとのこと。また、利害関係者の利益のために全ての戦略的選択肢を定期的に再検討しており適切なタイミングで市場に報告すると話し、買収も含めたあらゆる選択肢を検討中であると示唆しました。
また、「オープンワールドアドベンチャー」と「GaaS(Games-as-a-Service)的体験」の2つを軸にした戦略に注力していると改めて表明したということです。
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『アサシン クリード シャドウズ』を巡る話題など、今年に入り急展開を迎えたユービーアイソフト。VGCが伝えた声明は買収報道を直接的に否定するものではありませんでしたが、同社が次にとる戦略的選択肢はどのようなものになるのか、注目が集まります。