
普段の僕は頭のてっぺんでお団子に縛った髪型をしているのですが、お団子をほどいてちょくちょくリラックスしていました。モヒカンを立ててもないしお団子も縛ってない、半分坊主で半分ロン毛の謎髪型といった怪しい出で立ちの中年男性が吉田輝和と名乗るもんだから、初対面の人に挨拶をした時に「本当にコイツが吉田輝和なのか……?」とちょっと訝しがられていたと思います。
◆ターン制はやめだ!順番無視で好きなだけコマが置ける『リアルタイムバトルオセロ』
最初に紹介するのは、シルバースタージャパンが贈るスイッチ向けタイトル『リアルタイムバトルオセロ』!本作は、交互にコマを置いていく通常のオセロとは違い、順番なんて関係なしに好きなだけコマが置ける、まさにリアルタイムなオセロゲームだ。

まずは一人用のCPU戦をプレイ!通常のオセロなら、先手後手を決めて交互にコマを置いていくんだけど、前述の通り本作には自分の番・相手の番がなく、相手の手を待たずにどんどん自分のコマを置いていけるのだ。

ロボットのようなキャラクターを操作し、盤外にある4つの場所からコマを運んで好きな場所に置いていく。

4つの場所のどこからでもコマを回収できるので、対戦相手が取ろうとしているコマを横入りして奪うなんて戦術もアリだ。相手をスタンさせたり、こちらの移動スピードを上昇させたりするアイテムもあるので、ボードゲームにも関わらずアクション要素はかなり強めになっている。

CPU戦のあとは、スタッフさんと対戦をしよう。って、ちょっと待って!なんか一瞬で全コマひっくり返されて負けちゃったんだけど!?
普通はこういう試遊のときって手加減してくれるもんだと思っていたけど、ガチの本気プレイで文字通り瞬殺されてしまった。

そして最後はスタッフさんと記念撮影。対ありでした……!(ギリギリッ)
『リアルタイムバトルオセロ』はニンテンドースイッチ向けに2024年12月19日に発売予定!
◆邪悪な資本主義を矯正する、革命的基地建設ストラテジー『絶対ロケット防衛主義』
次に紹介するのは、tiny cactus studioが贈る『絶対ロケット防衛主義』!本作は、独立国家の首相となって邪悪な資本主義者たちと戦う、革命的基地建設ストラテジーだ。

ヴァルナキアと呼ばれる国では、東西に分かれ争いを続けていた。プレイヤーは東側の軍人になり、資本主義に染まった西側の兵から建設中のロケットを防衛するのが目的だ。なんのためのロケットなのか、一介の軍人には知るよしもなく、命令されたまま防衛するだけだ。

スティックで味方の兵士を操作し、敵兵に近付くとオートで攻撃してくれる。全ての敵を倒すと一日が終了する。

敵を倒したときに手に入る資本トークンを使って建物や物資の購入、もとい交換が出来る。兵力の増強や、近付いた敵を自動で攻撃してくれる建物などが建設可能だ。

味方の攻撃力アップなどのよくある効果も、説明文がおっかねえ!

二日目、三日目と経過して兵の数や設備が整ってきたな。順調に思えた防衛任務だったが、ここでまさかの裏切り者が現れた。

といっても慌てることはない。裏切り者には3つの末路が用意されている。動けなくした上で前線に送るか、人間の盾として味方兵のダメージを肩代わりさせるか、革命的思想教育をほどこすか……。

我が軍は優しいので愚かな裏切り者にも愛情を注いでやらねばならない。

そしてとうとうロケットが完成し、打ち上げが成功した。謎だったロケットの正体は、人民の思想を宇宙から矯正する「思想衛星」だったのだ。これで資本主義に毒された西側の人民も幸せになれるだろう。良かったね、同志諸君!
『絶対ロケット防衛主義』はPC(Steam)向けに2025年に発売予定!