
海外掲示板redditにて、先日実施された『モンスターハンターワイルズ』のベータテストに人生を救われたと語る男性の投稿が話題になっています。
ストレスに追われる苦しい日々…彼を救ったのは『モンハン』だった
Monster Hunter Wilds Beta kind of saved my life
byu/chicknius inMonsterHunter
話題の投稿を行ったのは、redditユーザーのchicknius氏。同氏は『ワールド』でモンハンシリーズに初めて触れ、PS4やPS5でプレイしているとのこと。週のうちのプレイ時間は10時間ほどでも、総プレイ時間は200時間を超えるなど長い期間プレイしているようです。


そんな同氏ですが、今年の6月頃からヒゲの一部に異変を感じはじめ、医師から脱毛症の診断を受けます。脱毛症の原因は精神的ストレスによるもので、彼のガールフレンドが解雇されてしまったり、家賃などの支払いが迫っていたりと、さまざまな要因が重なっていました。
その数ヶ月後、ガールフレンドも新しい仕事を見つけ、物事は好転しているように思えましたが…chicknius氏の脱毛症は収まるどころか、悪化の一途を辿っていました。症状はヒゲだけでなく、髪の毛にもみられるように。
彼は鏡を見るたびに悲しい気持ちになったと語っているほか、新しい仕事で精一杯なガールフレンドに負担をかけてしまわないよう、一人でこの気持ちを抱え込むようになってしまいました。それからというもの、後頭部やヒゲにひどい痛みを感じるようになったといいます。
また、脱毛症の症状のことを他の人に尋ねられたり、笑われたりといった日々が続き、彼のストレスは最高潮に。憂鬱な気分のまま毎日を過ごし、このまま翌朝目覚めないでほしいと思いながら眠りにつくような日も。やっとの思いでガールフレンドにもすべてを打ち明けたものの、無気力な状態は変わりませんでした。

そんな折、『モンハンワイルズ』のベータテストのアナウンスを目にしたchicknius氏。嬉しさを感じた反面、「PS5の電源を入れたくない日が来るのではないか」という恐怖が彼の心の中にはありました。しかし、それはすぐに間違いだったと気付きます。
彼はキャラクターの作成を終え、早速ベータテストをプレイしてみたところ、「何時間でもプレイしていたい!」と思えるほど楽しい時間を過ごせたと語っています。また、モンハンによって希望を与えられ、『ワイルズ』がリリースされたらまた遊ぶという目標を手に入れたことで、落ち込むことも少なくなったようです。


もう憂鬱な気分で眠りにつくこともなくなったほか、『ワイルズ』をたくさんプレイしたいという気持ちや、予約購入のために必要なお金を稼ぐために、さらなる仕事へのモチベーションも湧いているようです。投稿の最後には、彼がベータテストで撮影したスクリーンショットも添付されています。

コミュニティからは励ましや「一狩りいこうぜ!」の声も

この投稿にコミュニティからは多くの反応が寄せられており、なかには同じく鬱の症状と戦いながらも『ワイルズ』を楽しみにしているユーザーや、状況は違えど困難な境遇に立たされているユーザーからも共に励ましあう声が投稿されています。
さらには『ワイルズ』がリリースされたら、一緒に遊ぼうよ!というコメントも多く投稿されており、モンハンのキャッチフレーズともいえる「一狩りいこうぜ!」が体現されています。

たかがゲーム、されどゲーム。辛い時には明るい気分にさせてくれたり、同じ楽しみを共有できるプレイヤーやコミュニティに支えられることもあります。皆さんはゲームが心の支えになったり、辛い気分を救ってくれた経験はありますか?