3Dプリンターを活用して再現できるファンメイド作品を手掛けているクリエイターチームGalactic Armoryは、ゲームズワークショップが生み出したSFウォーゲーム「ウォーハンマー 40,000」に登場する近接武器「チェーンソード」を制作した動画を公開しました。
スペースマリーンの象徴は今尚多くのプレイヤーを魅了し続ける
「ウォーハンマー」シリーズの中でも遠未来を舞台としたSF世界設定となっている「ウォーハンマー 40,000」。チェーンソードは重厚な機動装甲服を身に着け一騎当千の活躍をする英雄的な存在「スペースマリーン」を象徴する武器の1つであり、先週公開されたアンソロジーアニメシリーズ「シークレット・レベル」のエピソード5でも敵を両断する雄姿を見せていました。
動画では刃の部分が駆動する機構を持った作品として作り上げる為の設計段階から紹介しており、ビデオゲーム『Warhammer 40,000: Space Marine 2』で詳細な部分も確認しつつ3Dプリント用のデータを制作。出来上がったパーツをモーターも入れて組み立て、塗装などにより仕上げて完成させました。制作されたデータはクリエイター支援サービスPatreonで支援者向けに公開しています。
チェーンソードは過去にもクリエイターの心に火をつけたことがあり、2016年には鍛冶職人がゲームやアニメなどに登場する武器を再現する番組「MAN AT ARMS : REFORGED」で実際に物を両断できるワイルドな作品として制作されています。
また、今年開催された「東京ゲームショウ2024」では『Warhammer 40,000: Space Marine 2』の国内向けPS5パッケージ版のパブリッシングを務めたGame Source Entertainmentのブースでチェーンソードのレプリカが展示されました。あらゆる戦場で血路を切り開いてきたスペースマリーンの象徴は、今尚多くのプレイヤーを魅了してやまない模様です。