CD PROJEKT REDは開発中の人気アクションRPG新作『ウィッチャーIV(The Witcher IV)』について、対応機種が未定であることを海外ゲームメディアEurogamerからのインタビューを通し明らかにしました。
対応機種は未定…トレイラーはプロジェクトの印象付けに過ぎないものとも
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先日開催されたTGA2024で美麗なグラフィックによる劇的な発表が行われた『ウィッチャーIV』。これを見たファンの間で現世代のハードウェアで本作が動作するのかを不安視する声が広がっている中、Eurogamerから本作がXbox Series Sを含む現世代機で利用可能かどうか尋ねられたゲームディレクターのセバスチャン・カレンバ氏は「もちろんすべてのプラットフォーム (PC、Xbox、Sony など) をサポートしたいと考えていますが、現時点でそれに関する詳細をお伝えすることはできません。」と対応機種に関する明言を避けました。
また公式ブログで示された、今回のトレイラーのレンダリングが特別なGPUを用いて行われていることについても補足を加え、開発における一つのベンチマークであるとはしつつも、あくまでトレイラーがシリが主人公であることと、プロジェクトが着実に進行中であることを印象付けるためのものに過ぎないとしました。
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現在開発中のタイトルでは全プラットフォームで進行を合わせる形式に
さらに、2024年初めにEuroGamerでは同社の開発体制について技術担当副社長のCharles Tremblay氏へインタビューを行っており、その回答によれば現在開発中のタイトルでは全てのプラットフォームで進行を合わせる形式での開発を行っているとのことです。同インタビューでTremblay氏は「まずPC、その後他機種へ展開というやり方は私たちが進めたいアプローチではないことは確かです。」と対応機種の拡大と同時リリースを重要視する姿勢を重ねて示しています。