『Vampire Survivors(ヴァンパイアサバイバーズ)』のデベロッパーponcleは、2024年の振り返りと、2025年の今後の展開を明らかにしました。
2024年の振り返りと今後について
プレイヤーの皆に感謝
初めに、公式Xでも「めっちゃクールだよね?」と言及していた、先日発表された「Nintendo Switch 2」の映像を何度も見返したことを話題に出しつつ、本作『Vampire Survivors』が発売から2年以上経てもなお、大きな支持と好評を得続けていることに対し、プレイしてくれる方々への感謝の言葉が述べられました。
2024年の振り返り
また、上記の映像と共に、「Space 54」のアプデから始まり、過去最大規模の有料DLC「Vampire Survivors: Ode to Castlevania」の発売、Epic Games Storeでの無料配布に至るまでの、2024年の振り返りが行われました。
クロスセーブとオンライン協力実装時期
さらに2025年の展望として、クロスプラットフォームセーブを次回のパッチで実装予定であることや、オンライン協力プレイの実装を年内に予定していることなど、本作の機能面の展開や映像化について以下のように明らかにされています。
クロスセーブ―全てのプラットフォームで提供する準備が遂に整い、次回のパッチ1.13で実装を予定。
オンライン協力プレイ―残るいくつかの問題に対処しており、UIについて悩み中。マルチプレイの専門家coherenceと協力し、2025年中にリリースできる見込み。
映像化―アメリカで2023年に生じたストライキを尊重しつつ、ゲームの映像化を多く手掛ける制作会社Story Kitchenと時間をかけて映像化を進行中。現在取り組み中の、他のメディア展開については今後発表予定。
今後も本編のコンテンツを拡張予定
また、『Vampire Survivors』のゲーム要素を拡充する、今後のコンテンツ展開について、長文で構想が明らかにされました。
本作のアップデート3要素
それによれば、開発元では、既存のステージを再利用し新たな物を作る「ステージ・リサイクル」、際立った特徴のステージを作成する「ピックアップ」、まだ17以上の案があるという「ダルカナ」の3つの要素から成る構想に基づいてアップデートが行われているとされ、それぞれの作例を挙げ、まだまだ今後も多くのコンテンツの実装計画があることが語られました。
アドベンチャーの拡充予定
また、具体的な無料のコンテンツに関して、「Tides of the Foscari」を含む複数の新たなアドベンチャーモードのコンテンツ拡充に取り組み中。「Ode to Castlevania」のアドベンチャーに関しても検討しているとのことです。
有料DLCの展開について
有料の拡張DLCに関しては、今後発売されるものは、最新の「Ode to Castlevania」にある程度匹敵するものであるべきという思いがあり、「Ode to Castlevania」と同じ規模のものを、同じかそれ以下の価格かつ妥当な時間で開発するのはやや難しいとのことで、確実にリリースのペースが落ちると言及されました。
また、大型の有料DLCを今後出さないというわけでないこと、DLCの構想がまだ複数あること、コラボは特に開発が難しいものの最低でももう1本独創的なものを開発したいとのことが語られています。
本作で取り組み中の謎の実験の成果を今年公開予定

詳細は不明ながら、他のインディー開発元と共に取り組み中の、本作における6つの実験的施策についての現在の状況が、上記の画像と共に明かされました。今年、これらの成果が明らかにされるそうです。
『Vampire Survivors』以外の発表も
最後に、今年2025年には『Vampire Survivors』以外の、現在準備中の「開発元poncleらしい」複数の話題が控えており、今後明らかにされる予定であることが示唆されています。