香港を舞台とした人気オープンワールドクライムアクション『スリーピングドッグス 香港秘密警察』の映画化について、俳優のシム・リウが取り組んでいることをXにて明らかにしました。
ドニー・イェンが頓挫報告も、シム・リウが実現?
『スリーピングドッグス 香港秘密警察』は、スクウェア・エニックスが2012年に発売したオープンワールドクライムアクションです。プレイヤーは捜査官のウェイ・シェンを操作し、犯罪組織・トライアド(三合会)の一員として潜入することになります。激しい格闘アクションなどが特徴です。

本作の映画化は2017年にドニー・イェン主演として発表され、2020年に撮影開始を示唆する投稿もあったものの、2025年1月初旬には頓挫したことを報告。ドニー・イェンは自費で出資するほど本気だったこともあり、ファンからも残念がる声が見られました。
しかしこの度、Xで意外な形で映画化が進んでいることがわかりました。発端となったのは、「『スリーピングドッグス』は今でも独特の魅力があるから、続編が欲しい」という旨のツイートです。
その引用RPで「続編を作るなら、映画化などでIPへの興味を惹かせる必要があるのではないか」と考えたとあるユーザーがシム・リウ宛てに「あなたはウェイ・シェンじゃないですか? もしそうなら、魔法をかけてください!」と冗談交じりにリプライ。すると、なんと本当に返答がきたのです。

リプライでは、「大スクリーンで上映するため、権利者と協力して取り組んでいます!」と返答。シンプルながら、かなり期待の持てるリプライが投稿されたことで、ファンの間では歓喜とざわつきが起こっています。
シム・リウは、マーベル映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で一躍有名となった俳優です。ヒット映画「バービー」にも出演したほか、今後の「アベンジャーズ」などにも出演予定とされています。実は、以前RedditにてAMAが行われた際、「ゲーム原作映像作品に出演するなら、何がいい?」という質問に『スリーピングドッグス』と答えていたこともあり、実現したのかもしれません。