「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ―ユーザーからは「理解するのが難しすぎた」「照明修正でホラー要素が6割減った」の声 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ―ユーザーからは「理解するのが難しすぎた」「照明修正でホラー要素が6割減った」の声

サーバーはオンラインのままで、データリセットも毎月行われるとのことです。

ゲーム文化 インディーゲーム
「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ―ユーザーからは「理解するのが難しすぎた」「照明修正でホラー要素が6割減った」の声
  • 「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ―ユーザーからは「理解するのが難しすぎた」「照明修正でホラー要素が6割減った」の声
  • 「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ―ユーザーからは「理解するのが難しすぎた」「照明修正でホラー要素が6割減った」の声
  • 「売れなさすぎてどうしようもない」海外PvPvE新作、正式版配信わずか2週間でサポート終了へ―ユーザーからは「理解するのが難しすぎた」「照明修正でホラー要素が6割減った」の声

tinyBuildはDoghowl Games開発の脱出サバイバルホラー『Level Zero: Extraction』のアップデートを1月30日で最終とし、サポートを徐々に終了すると発表しました。

“賛否両論”から巻き返しならず

本作は傭兵としてアイテムを回収して脱出を目指すプレイヤーと、エイリアンとしてそれら傭兵を狙うプレイヤーに分かれる非対称型のPvPvE脱出サバイバルホラー。早期アクセスではSteam評価が“賛否両論”となり、同時接続プレイヤー数でも厳しい状況となっていましたが、1月30日の正式リリースにあたって新モード追加やUI改善によって巻き返しを図っていました。


それから約2週間後となる2月14日に「バージョン1.0以降:次の予定は?」とする告知をtinyBuildおよびDoghowl GamesがSteamにて投稿。1月30日のアップデートが最終パッチとなったことを報告しました。

巻き返しはならずにサポートを終了することになりましたが、その理由はパフォーマンスが期待を下回ったために「私たちのような比較的小さなチームでは、財政的観点から、ゲームを維持することはもはや不可能」としています。今回のような発表をすることになったことは残念としつつ「どうしようもない」と表現しています。

なおサーバーはオンラインのままであり、リセットは毎月第1週の木曜日に行われることも告知されています。

「理解するのが難しすぎた」との声も

An important message from us regarding what's next for Level Zero: Extraction.
byu/Antishyr inLevelZeroExtraction

今回の発表を受けて海外掲示板Redditでは、ユーザーが「コンセプトはクールだった」としつつも「新規プレイヤーには理解するのが難しすぎた」といわゆる“とっつきにくさ”があったことを指摘しています。

またほかのユーザーは早期アクセスの期間中に照明のシステムが修正されたことを挙げ、「ホラー要素が約6割減り、私の見解ではそれがとどめになった」と軌道修正が裏目にでたと主張。初期のバージョンが魅力的であったという意見が複数見受けられます。


『Level Zero: Extraction』は、Windows(Steam)向けに販売中です。

ライター:いわし,編集:Akira Horie》

ライター/誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『GTA5』用の『GTA6』マップModを制作者が不満もあるけど削除。テイクツーが突如、著作権侵害を理由にYouTube動画を削除したため

    『GTA5』用の『GTA6』マップModを制作者が不満もあるけど削除。テイクツーが突如、著作権侵害を理由にYouTube動画を削除したため

  2. GDC会場はリンゴ1個が800円!水が1,100円!!まともな食事は3,000円以上から!!!孤独の取材メシレポート

    GDC会場はリンゴ1個が800円!水が1,100円!!まともな食事は3,000円以上から!!!孤独の取材メシレポート

  3. 雨ニモマケズ、凍結ニモマケズ…災害を生き延びた“Steam Deck”。なんとディスプレイもコントロールも問題なし

    雨ニモマケズ、凍結ニモマケズ…災害を生き延びた“Steam Deck”。なんとディスプレイもコントロールも問題なし

  4. 『Ghost of Tsushima』の舞台、対馬にある和多都美神社が観光目的での参入禁止に―オーバーツーリズム訴え「崇敬者」のみ受け入れる姿勢

  5. 偽物溢れるレアゲー界隈…なら開発者が偽物認定すればいいじゃない!?開発者による「偽物認定証」付き『SM調教師瞳』シリーズが販売され秋葉原では即日完売

  6. 新たなフロンティアで暮らすローポリ・ディストピアRPG『beta decay』2025年早期アクセス実施予定!

  7. 『鋼嵐』はスクウェア・エニックスが関係して作られたものではない―開発中止『フロントミッション』アセット不正流用の訴訟について

  8. ESAと任天堂など大手ゲーム会社、アクセシビリティ機能に関する情報を提供する業界団体「Accessible Games Initiative」を発足―今後はタグ表記で対応ゲームをよりわかりやすく

  9. 『サイバーパンク2077』エンディングは作り手とプレイヤーの対話でできている―CD PROJEKT RED開発者パネルセッションレポ【GDC2025】

  10. 終末RPG『ATOM RPG』シリーズの続編に関するアンケートが実施―再始動に備えてファンの意見を募集

アクセスランキングをもっと見る

page top