
AMDは次世代GPU「Radeon RX 9000」シリーズを米国時間3月6日より発売予定です。
対抗馬と目されるAMD「RTX 5070/5070Ti」は3月5日発売
今回発売される「Radeon RX 9070」「Radeon RX 9070 XT」は「Radeon RX」シリーズの最新モデルで、最大64基のRDNA4演算ユニットを搭載し前世代比で最大40%のゲーミング性能の向上を遂げているのが特徴です。
また、従来Nvidiaに対し苦手とされていたレイトレーシング関連も強化されており、第3世代レイトレーシングアクセラレータ搭載で演算ユニットあたりのレイトレーシングスループットを2倍以上に向上するなど純性能・レイトレーシング性能ともに前世代機と比べ順当に進化しています。
さらに価格面でもRX 9070は549米ドル(約8万2,000円)、RX9070XTは599米ドル(約8万9,000円)となっており、対抗馬と目されている「RTX 5070/5070Ti」に対してコスパ面でも有利となっています。
そんな「Radeon RX 9000」シリーズですが、Youtube上では「9070XTvs9070/7090XT」の有志によるベンチマーク動画も公開されており、9000シリーズ同士ではおよそ20FPSの差が、前世代機ではおよそ伯仲ないし10~30FPS程度9070XTが上回っている様子が確認できます。

なお、RTX 5070は3月5日夜発売予定。「Radeon RX 9000」シリーズはその翌日発売となり、競合と真正面から立ち向かう形となっています。今回ハイエンド帯を避けミドルレンジでの勝負ですが、「ROP欠け」や「電源周りの不安定さ」などNvidia側の相次ぐ失策を追い風とできるか、赤緑2大GPUの戦いがいよいよ幕開けです。
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