あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット

彼女の趣味は「グレーターデーモンの養殖」。

ゲーム文化 カルチャー
あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット
  • あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット
  • あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット

2025年3月9日、YouTubeチャンネルJunker's Highは同チャンネルの制作者である夢蛍氏が24年前に制作した「何かWizまゆら」について解説する動画を公開し、同チャンネルのショップにおいて「何かWizまゆら」の無料公開を開始しました。

「絶対領域」の語源ともなったデスクトップマスコットが24年の時を越えて復活

「何かWizまゆら」はデスクトップマスコットアプリケーション「伺か(うかがか)」向けに制作されたゴースト(キャラクター)の1体です。「あれ以外の何か」等、同種の一連のアプリケーションは2000年ごろにかなりの流行を見せており、それらむけに作られた中でも「何かWizまゆら」は当時一つ抜き出た人気を持つゴーストでした。

「何かWizまゆら」は400年以上生きた魔法使いで、趣味はレトロゲーム・PC収集とグレーターデーモンの養殖という設定を持つゴーストです。また、MIY氏の制作したゴースト「せりこ」が「何かWizまゆら」のスカートとニーソックスの間の空間を「絶対領域」と呼んだことから、オタクネットミーム「絶対領域」の生みの親としても知られています。

その後デスクトップマスコットの人気も落ち着き、長い眠りについていた彼女でしたが、「海賊版が横行している」「権利を主張している外部の人間がいる」という理由で、今回改めて公開されることになったのでした。

同ソフトに関しては、第三者による配布サイトの無断アーカイブが存在している他、ファン掲示板では2024年に、第三者の権利主張に関わる出来事とみられる書き込みを確認することができます。

せっかくなので、「何かWizまゆら」さんをGame*Sparkのトップページにお呼びしてみました。「何かWizまゆら」はnarファイルという見慣れないファイル形式で配布されていますが、「ばぐとら研究所」で配布されている「SSPフルセット」を導入し、ssp.exeを起動してからデフォルトゴーストにnarファイルをドラッグ&ドロップで彼女をインストールし、呼び出すことができます。

近年、チル系のソフトなどもふくめ再び人気が高まっているデスクトップマスコット。先日PC向けのデスクトップマスコットソフト『Desktop Mate』が発表された際も多くの「何か」「伺か」を思い出す声がありました。


そんな中、24年前に生まれた「何かWizまゆら」を懐かしさを感じながら改めて、あるいは初めてお迎えしてみてもよいのではないでしょうか。なお、彼女にはミニゲームモードも搭載されています。


「何かWizまゆら」は、Junker's High公式ショップから無料でダウンロードできます。また、彼女の開発経緯やファンイラストなどを収めた公式ファンブック「Little Witch Order Complete File」も電子書籍として980円で購入できます。


Wizardry外伝 五つの試練 -Switch
¥4,525
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット

    あの「何かWizまゆら」公式再配布!初発表から24年、一世を風靡し「絶対領域」の語源となったデスクトップマスコット

  2. 「傷口マナー」またも話題に…『モンハンワイルズ』マルチプレイの暗黙のルールに「気にしなくていい」の声多数

    「傷口マナー」またも話題に…『モンハンワイルズ』マルチプレイの暗黙のルールに「気にしなくていい」の声多数

  3. そこそこ低スペPCでも『モンハンワイルズ』は遊べるのか?分析系YouTuberの出した結論は

    そこそこ低スペPCでも『モンハンワイルズ』は遊べるのか?分析系YouTuberの出した結論は

  4. 『モンスターハンターワイルズ』PC版すでに100種以上のMODが存在!パフォーマンス向上系2種紹介

  5. 『モンハンワイルズ』「ジェマ」英語版声優がプレイ開始!ユーザー達にアドバイス求む

  6. 「あの頃の秋葉原は“真の聖地”だった」25年前、PS2を求めて26時間並んだ外国人ゲーマーの思い出

  7. 「カムラの里の民は戦闘民族」最新作『モンハンワイルズ』を経て、たくましすぎた前作キャラ達に思いをはせるハンターたち。「カムラの里」Xトレンド入り

  8. 80年代の日本が舞台の工場自動化パズル『Kaizen: A Factory Story』発表! 生産ラインを設計・構築・改善

  9. DS版『牧場物語』の影響受けたリラックス農業ゲーム『Sugardew Island - 島の生活と農園のお店』配信開始!

  10. 続編の発売日が発表されたばかりの『デススト』音楽を巡る世界ツアー「DEATH STRANDING Strands of Harmony World Tour」開催決定

アクセスランキングをもっと見る

page top