
コーエーテクモゲームスは、Steam版『Rise of the Ronin』にVer1.09.0.1となるアップデートを配信。グラフィック設定の調整や不具合修正を実施していますが、根本的な解決ではないことへの厳しい反応やセーブデータ消失などの報告が依然として見られます。
Steam版を対象としたアップデート
本作はTeam NINJAが手掛けた幕末オープンワールドアクションRPGであり、2024年3月にPS5向けに発売され、Windows向けSteam版は2025年3月11日に発売されました。
しかしSteam版では最適化不足との声が多く上がっており、Steam上でも不具合の報告があることを発売同日に発表。記事執筆時点(3月15日)においてSteamレビューは1,600件中48%が好評とする“賛否両論”となっています。
この度配信されたアップデートでは機能の追加・調整としてグラフィック設定のプリセット内容変更と「推奨」表示追加、ディスプレイ設定の「FPS」表記調整を実施。さらに特定環境でのクラッシュやカクつきなど複数の不具合も修正されています。
厳しい反応やセーブデータが消失したとの報告も
発売から1週間経たずに配信された今回のアップデートですが、根本的なパフォーマンス改善ではなく設定内容の調整であったことに、Steamに投稿されたパッチノートにも「パフォーマンス問題には何もなし?」や「プレイヤーがグラフィック設定を高くし過ぎていると考えたのか?」など厳しい反応が寄せられています。
またセーブデータが消失したとの報告も複数みられるため、さらなる改善・修正が待たれます。
なお公式Xアカウントによれば、問い合わせが来ているその他の不具合に関しても調査・対応中であるとのこと。次のパッチは3月中の配信を目指して準備中であるとも明らかにされています。
『Rise of the Ronin』はPS5(通常版、Z version)/Windows(Steam)向けに販売中です。