TaleWorlds Entertainmentは、ストラテジー・アクションRPG『Mount & Blade II: Bannerlord』の大型拡張「War Sails」を発表しました。あわせて、開発していたDLCのひとつを中止し、そこで使う予定だった仕組みをベースゲームに組み込むことを明らかにしました。
中世の記述に則った海戦!
本作は、中世ヨーロッパ風の世界を舞台としたストラテジー・アクションRPGです。戦争がテーマとなっており、大規模なフィールドの移動と軍隊同士のぶつかり合いが楽しめます。

今回発表された大型拡張は、そんな本作に海戦要素を追加するもの。現実の中世で残された海戦に関する記述を基に、船のカスタマイズや集落の征服、リアルな風と水の物理シミュレーションや船同士のぶつかり合いなど、海戦ならではの戦闘が楽しめます。

ストーリー重視DLCは開発中止…その代わりにベースゲームに新要素
なお、計画されていたストーリー重視のDLCは、目指していた品質に届くことが難しく、開発が中止に。しかしこれは無駄にはならず、ゲーム本編にこのDLC向けに作られていた要素が搭載されます。

その要素とは、本格的なステルスシステム。潜入や囚人の救出、敵AIが音と動きを検知して徐々に警戒していくといったシステムがあり、戦術の幅が広がりそうです。
他にも、スキルの改善やランダムイベントの実装、敵とのコミュニケーション機能やキャラのインポート&エクスポート機能などが予定されています。これらの機能のうち、いくつかは大型拡張と同時にリリース予定です。

『Mount & Blade II: Bannerlord』の大型拡張「War Sails」は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに6月17日発売予定です。