I am IMPRESSED
byu/AxessDenyd inSteamDeck
頑丈な携帯ゲーム機といえば、湾岸戦争で焼き焦げるも動作し続けた「ゲームボーイ」の逸話が有名ですが、比較的新しいValve開発の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」が同等…とまではいかずとも災害に遭うも無事に起動したエピソードが注目を集めています。
驚きの「Steam Deck」の耐久性…悲しい訃報も

本エピソードを投稿したのは海外掲示板RedditユーザーのAxessDenyd氏です。同氏の投稿によると、ある1月の寒い日、ガレージから発生した火災が家の屋根にまで延焼。火災後は全てが瓦礫などで埋もれ、濡れた断熱材がコンクリートのように素早く固まり、物を回収するのが困難になってしまったそうです。

時間をかけ、少しずつ物を掘り出して回収したものの、おおよその電子機器は諦めたという同氏ですが、更に後に“本棚の底の散らかった物の下から「Steam Deck」が出てきた”とのこと。「もう価値が無いから」と思い捨てかけるも同氏が電源に繋げてみたところ、何と起動したそうです。

同氏曰く「火事に遭い、2カ月近く野晒しにされ、パイクリート(氷や木材などから成る複合材料)の塊の中で凍っていた」うえ、「家には何度も雨に伴い雪が降っていた」ものの、「ディスプレイの問題はなく、スティックが少しざらざらしている以外はコントロールにも問題なし」として、最後には「Valveがこれらの製造において、いい仕事をしているのは知っていたけど…すごい(wow)」と投稿を締めました。

なお、当人は新しいOLED版の「Steam Deck」を購入しており、どうやら今回掘り出された方のデバイスは娘さんの物になるようです。投稿には他ユーザーから“デバイスの耐久性への驚き”や“同氏の無事を喜ぶ声”、“Valveにメッセージを送るべきという意見”が寄せられており、「誰もケガしなかったよね?」という質問には“人的被害は無かったが、猫を3匹喪ってしまった”と、残念ながら全員無事とはならなかったことを明かしています。
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