先日ついに128日間の拘束期間を経て保釈されたことをお伝えしたBohemia Interactive StudioのスタッフIvan Buchta氏、Martin Pezlar氏ですが、両名が無事母国チェコの空港に戻り、長期に渡り不安を感じていたと思われる家族や友人たちとの再会を果たしたことが地元チェコのメディアにて報じられました。
地元チェコのメディアiDNES.czが報じた映像では、両名が涙ながらにかつて親交のあった人々と再会を果たす様子が確認できます。一方で今回の母国への帰還は先日もお伝えしたとおり手続き金を支払った上での“保釈”によって実現したものであり、今後もスパイ容疑は解かれず、事件の捜査が続けられることがギリシャ側の裁判員より明らかにされています。
昨年9月に休日観光で訪れていたスタッフ2名がスパイ容疑でギリシャにて逮捕され、年を跨ぎ約4ヶ月に渡り拘束されていたという今回の事件。同年11月にはチェコ大統領がギリシャの大統領に事態の解決を求める書面を出すという、国際的な外交問題にまで発展していました。
(ソース: CVG)
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