- "ア○ルビーズってウケると思う? 嫌いなやつにウ●コ投げたいと思ったことある? 思うんだったら、真実の棒(The Stick of Truth)をどこにぶち込めばいいか分かってるよね"
●Giant Bomb: 100/100
●GameBeat: 95/100
●GamesRadar: 90/100
●IGN: 90/100
- 良い点
- TVシリーズの感じそのまま
- 軽くて楽しいRPGのシステム
- カナダ。ただ、カナダ
- 内容が薄い
悪い点
●Game Informer: 85/100
●Game Trailers: 83/100
●Game Spot: 70/100
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海外で3月4日にUbisoftから発売された『South Park: The Stick of Truth』の海外レビューです。開発はObsidian Entertainmentが担当。今年で17年目を迎えるアメリカの人気TVシリーズ『サウスパーク』が、おなじみの下ネタ満載ブラックユーモアを携えてPS3/Xbox 360/PC用ゲームに登場しました。
原作同様の切り抜きアニメでコミカルに描いたRPGの本作ですが、海外サイトによるメタスコアはPS3版は86(レビュー数: 17)、Xbox 360版は82(レビュー数: 25)、PC版は84(レビュー数: 37)と、多くのサイトで高い評価を得ています。ゲームシステム自体は非常にシンプルなターン制ロールプレイングですが、自重知らずのサウスパーク節でファンの心をしっかりと掴んでいます。
一方で、シナリオが短く内容が薄いといった版権ものゲームに多く見られる欠点や、プレイヤーの選べるクラスが戦士、魔法使い、盗賊、ユダヤ人の4種類と少なく、どれも似通った部分が多いといった、作り込み要素への不満が寄せられています。しかし、戦闘場面でのユーモラスな演出に加え、各コマンドごとにユニークなキー入力を求められるなど、ボタンを連打するだけの退屈さに居眠りをしてしまうような単純作業のRPGでないことは間違いありません。
『South Park: The Stick of Truth』は上記全プラットフォームにて$59.99で発売中。国内向けのローカライズは未定です。