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e-Sports大会「RAGE」Vol.2『ストV』決勝レポ―王者はあの選手!

7月31日、東京、恵比寿のEBiS303で行われたCyberZ主催のe-Sports大会「RAGE Vol .2 GRAND FINALS ストリートファイターV」。日本一の『ストV』プレイヤーが決まった本大会のレポートをお届けします。

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7月31日、東京、恵比寿のEBiS303で行われたCyberZ主催のe-Sports大会「RAGE Vol .2 GRAND FINALS ストリートファイターV」。日本一の『ストV』プレイヤーが決まった本大会のレポートをお届けします。




大会優勝者には100万円、2位に40万円、3位/4位に各20万円、5位から8位に各5万円が贈られる大規模な本大会では、以前行われた予選を勝ち残った8人のプレイヤーが集結。国内外で認知されているプロゲーマーなどが顔を揃えており、トーナメント組み合わせは、大会日より1ヶ月前に抽選で決まっていました。トーナメントで敗れた敗者は、Losersトーナメントに入り、再び決勝を目指して戦えるので、一度負けた選手にもチャンスが残されています。


左側がWinnersトーナメント。こちらで敗北すると右側のLosersトーナメントに入り、再び戦う



Tシャツを始めとするグッズも販売されていた


MCのUZIさん(左)、応援に駆け付けたゲーマーグラドル水沢柚乃さん(右)

注目の出場選手たちは、ふ~ど改めhashibiron選手、cojiro選手、tokido選手、eita選手、オオヌキ選手、yukadon選手、ストーム久保選手、Kazunoko選手の8名。賞金総額200万円と、日本一の『ストリートファイターV』プレイヤーの座を賭けた戦いの火ぶたが切って落とされました。なお、本大会のMCはUZIさん、 実況は喜谷知純さん、せんとすさん、 そして解説はヲシゲこと重野龍一さんが務めています。



RAGEオリジナルトロフィー


各選手に専用映像が用意



第1試合目から熱い展開が盛りだくさんのWinnersトーナメントですが、日本屈指のプロゲーマーがひしめく中、決勝に駒を進めたのは東京予選から勝ち上がり、EVO3位の実力をいかんなく発揮したナッシュ使いのyukadon選手。一方、敗者復活でLosersトーナメントから決勝に進出したのは、キャミィ使いのKazunoko選手です。


決勝を戦ったYukadon選手(左)、Kazunoko選手(右)


この2名は、Winnersトーナメントのセミファイナル2戦目で一度激突しており、この日2度目の対戦となりました。一進一退の攻防が続いた白熱の試合でしたが、yukadon選手が見事なプレイを見せ、Kazunoko選手のキャミィを翻弄。最終的に勝利したyukadon選手は、Winnersのまま「RAGE Vol .2 GRAND FINALS ストリートファイターV」のチャンピオンとなっています。



100万円を手渡すCyberZの大友氏(左)と、それを掲げるYukadon選手(右)

yukadon選手に、優勝賞金100万円とRAGEオリジナルトロフィーが進呈され、会場が大盛況のまま大会の幕が閉じられようか、と思われたそのとき、サプライズゲストとして、世界のトッププレイヤーであるSnake eyez選手、そして、世界最強のナッシュ使いと目されるInfiltration選手が突如登場。会場を大いに沸かせました。


Infiltration選手(左)、Snake eyez選手(右)


「RAGE」のためだけに来日した両選手は、本大会出場者とのエキシビションマッチに参加し、急遽決まった組み合わせとして、1試合目にSnake eyez選手対tokido選手、2試合目にInfiltration選手対hashibiron選手のマッチが繰り広げられました。


アーケードコントローラーではなく、パッドでプレイするSnake eyez選手と東大卒プロゲーマーであるtokido選手の戦いでは、途中、Snake eyez選手のコントローラーが反応しなくなるハプニングがあったものの、Snake eyez選手が勝利。そしてEVO 2016決勝の再現となったInfiltration選手対hashibiron選手の一戦では、hashibiron選手がEVOでの雪辱を晴らす勝利を収めています。


杉山晃一氏も観戦に駆け付けた

日本トッププレイヤーたちの凄まじい戦いだけでなく、海外選手たちの実力も垣間見れた大会となった「RAGE Vol .2 GRAND FINALS ストリートファイターV」グランドファイナルですが、『ストリートファイターV』のプロデューサーをつとめる杉山晃一氏も観戦に駆けつけ、本大会の出場者、関係者、観客、生放送の視聴者に感謝の意を述べました。

そして、最後にCyberZ取締役、大友真吾氏は、次回の「RAGE」採用タイトルを、Cygamesが贈る対戦カードゲーム『シャドウバース(Shadowverse)』に決定したことを発表。Cygamesの常務取締役兼総合プロデューサーである木村唯人氏が登壇しました。





Cygames常務取締役兼総合プロデューサー木村唯人氏

次回大会の優勝賞金は400万円、賞金総額はなんと700万円という国内最大級の大型大会となります。また、使用端末は大会運営側が用意するため、カードの優劣がないとのことです。本格始動は2016年10月からを予定しているので、すでにプレイ中のユーザーも未プレイのユーザーも期待して待ちましょう。
《秋夏》
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    • スパくんのお友達 2016-08-02 1:26:03
      >>1とか>>3とか見る限りこのコメント欄にも格ゲーファンほとんどいないだろうな
      2 Good
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    • スパくんのお友達 2016-08-01 16:54:52
      インフィルらが乱入した時,実況席の後ろの客の一人が腕時計見て、まだおわんねーの?感出しまくりだったwあの観客の中で格闘ゲームファンは何人いたんだろうな。
      0 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 12:53:49
      いいところ全部SV
      梅原とかSakoなどしっかりした大人のプロゲーマーはこれを見越して出なかったのかもね
      自分のやっているタイトルがダシに使われるなんて許されないでしょ
      2 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 9:43:12
      いやー驚いたね
      0 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 8:05:30
      スト5で人を集めて、自社タイトルの大会発表
      しかも賞金の額はそちらの方が上
      檀上でそれを聞かされるスト5プロデューサーは下を向いて青い顔

      商売って残酷だね、と言うしかない光景
      スト5の大会は広告費だったわけね
      6 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 7:07:06
      伊勢ストおめでとう
      1 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 6:22:26
      番組感あってよかった。試合もよかったし。格ゲー選手にクローズアップさせた仕組みはまだ新しい部類だけども、選手のキャラクターから入るってのもできるし、もっと広め楽しめる作りでいい。
      ここまでお金かかってるのは中々できないだろうけども、またの機会を期待したいね
      0 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 4:11:18
      ハースもPtWだとか主張する奴いるしなあ
      3 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2016-08-01 3:44:34
      ShadowverseがPtWとかエアプもほどほどにしてくれ
      4 Good
      返信
    • ちんすこう 2016-08-01 2:38:28
      HSは良いのにSVはダメというトンチンカンっぷり。
      やりもしないで批判するやつは論外だとは思うけど、まあ開発元が開発元だし仕方ないのかしら
      5 Good
      返信
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