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フランスで、レトロゲームのミュージアムを建設しようという機運が少しずつ高まっているようです。MO5と呼ばれるグループが、建設へ向けて活動を開始。提案されたのは“National Institute of Digital Sciences(NIDS)”という博物館で、インタラクティブな環境を目指しており、たとえば1972年にリリースされたオリジナルのPongを、来場者が実際にプレイできるような場所にしたいと考えているようです。
同グループのコレクションはなんと「パーツは30,000以上、ゲーム機は1,500以上」におよぶとのこと。代表のPhilippe Dubois氏は「フランスでは、美術、文学、映画などの豊かな文化があります。しかしその一方で、“テレビゲームの歴史”という遺産を失う危険にさらされています」と話しており、ゲーム文化の保護の重要性を訴えています。現在コレクションはパリ郊外で保管されており、そこで博物館の建設およびコレクションの保護を待っています。
今年の6月にはマンガ博物館もオープンしたフランスで、ゲーム博物館がオープンする日は来るのでしょうか。(ソース: BBC News: all for French retro game museum, イメージ: Flickr)
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