……というのはもちろんゲームの話。サンフランシスコにて開催中のGDC2008においてMMVW(massively multiplayer virtual world )、Blue Marsの情報が公開されました。
MMVWとは耳慣れない単語ですが、要は昨年何かと話題を振りまいたSecond Lifeのような仮想世界のこと。Avatar Reality社が開発しているBlue Marsではそのタイトルが示すように、テラフォーミングされた西暦2177年の火星をプレイヤーは自由に行動することができます。
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最新ミドルウェアであるCryEngine2を用いたグラフィックは大変美しく、(このクオリティのMMOを快適に動かせるPCを持っている人がどれだけいるのかという問題はさておいて)非常に興味をそそられます。また、サードパーティーがBlue Mars内においてゲームやアバターを開発することができる開発環境が用意されるとのことで、本当だとすると小規模のデベロッパでも美麗グラフィックを持つゲームを比較的手軽に開発することができる……ようになるのかも知れません。
SFファンなら誰しも一度は憧れる「火星移住」というテーマを扱った本作は、β版の提供を2008年の末に予定しています。興味のあるSFファンの方は本作が要求するPCスペックまでもSF並にならないことを祈りつつ火星移住の日を待ちましょう。
(ソース:bluesnews , Kotaku)
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