
Project Natalなどのモーションデバイスついて気になる発言をしていたUbisoftの社長Yves Guillemot氏ですが、次世代のゲーム環境についても興味深い意見を述べているようです。
Guillemot氏はCNBCのインタビューで、(PS3やXbox 360などの後継となる)次世代家庭用機の表現技術はCG映画と同等のレベルになり、その開発費用はおよそ6000万ドル(約57億円)になると発言。メーカーとしては出来る限り長いあいだ現行機の世代に留まりたいと話しながらも、いずれユーザーはさらに高性能のマシンを求めるようになるだろう、と付け加えています。
家庭用ゲームは現行機で終わり、あるいは相当先になるという話もありましたが、Guillemot氏はもし将来ハイエンドな次世代ゲームが登場する場合、OnLiveのようなゲームのストリーミングサービスが重要な役目を果たすとも語っています。(ソース: GamesIndustry: Guillemot: Game budgets to hit $60 million next gen)
【関連記事】
Epic Games:ゲームはあと10〜15年でハリウッド映画の映像表現に追いつく
『Assassin's Creed 2』開発スタッフの人数は前作の約三倍
海外アナリスト「家庭用ゲームは現行機が最後の世代になる。」
マイクロソフト「Xbox 360の後継機を発売するのはずっと先」
Crytek「クラウドゲーミングは2013年以降にならないと実現は難しい。」
GDC 09: これが未来のゲーム環境?クラウドゲーミングサービス『OnLive』発表
Ubisoft社長:モーションコントロールはコアゲーム向きではない
E3 09: Ubisoft、Webベースのオンラインサービス『uPlay』を発表。サービス開始は今年の末を予定