
※8/21更新:一部記事に修正を加えています。誤解があった部分を訂正してお詫びいたします。
値下げ、新チップ、HDMIポート……。マイクロソフトおよび、Xbox 360周辺の慌ただしさはまだまだ続くようです。ベルギーのマイクロソフト関係者がGamerNodeへ向けた電子メールによれば、Xbox 360のCore(コアシステム)は段階的に市場から姿を消し、新たに[b]Arcade: Just Play' Pack[/b]として再リリースされるとのことです。ベルギーでのプレス向けイベントで発表されたこの新パックの画像も各サイトに出回っており、なんとなーく、というかかなり合成のような雰囲気のする箇所もありますが……。
この新パッケージ、アーケードパックには、まだ推定ながらUNO、パックマンを含む5つのXbox Live アーケードタイトル、256MBのメモリーカードが同梱され、279ユーロで販売されるということです。ヨーロッパで行われる値下げ後のコアシステムの価格も279ユーロ、ということで、これは実質的に値下げ第二弾ともとれそう。
さらに気になるところでは、HDMIポートの装備。先日公になったHDMIポートの標準装備のニュースで、コアシステムにはHDMIポートの追加予定はありませんでした。しかしこのアーケードパックにはHDMIポートが付くらしく、それが正しければコアシステムの使いまわしというわけでないようですね。コアシステムは完全にお払い箱になって、Xbox 360全体がHDMI標準装備となる方向性が見えてきます。
アーケードパックの現実味はなんとも言えませんが、以前[url=http://www.xbox360fanboy.com/2007/07/30/best-buy-is-axing-the-xbox-360-core/]コアシステムが市場から消える[/url]という噂もあり、それとの関連性も見えてきます。あからさまにArcadeの文字が貼り付けてあったりするので、画像の信頼性はいまいちではありますが……。
この新しいアーケードパックはグローバルな展開を予定しているともあり、日本でも発売される、のかもしれません。ただ、日本では未だ値下げの発表も無いので、先行きは不透明です。日本では、いわゆるブルドラパックをはじめとした独自のプレミアムパックがあるので、このアーケードパックのインパクトは256MBのメモリーカード同梱くらいしかないのかも……。
とりあえず日本のユーザーとしては、値下げ時期、HDMIポート、65nmのチップ等の問題の方が気になります。北米を皮切りに、オーストラリア、ヨーロッパ等では値下げが始まっており、日本でのアナウンスが待たれます。[size=x-small](ソース: [url=http://www.gamernode.com/News/3761-Goodbye-Core-360-helloXbox-Arcade/index.html]GamerNode: Goodbye Core 360, hello...Xbox Arcade?[/url])[/size]
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