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2010年の公開を目指して制作が進められているハリウッド映画版『Gears of War』。本作のプロデューサーであるWyck Godfrey氏が「Making Of」のインタビューの中で「テレビゲームをハリウッド映画にする方法」を話しています。
氏は制作にあたり困難な部分として「戦場で“一般的な人々”と“世界”とを隔てないようにすること」を挙げ、「私はまず、我々がよく知っている世界に焦点を当てたいと考えています。それからEmergence Dayです」と話し、日常的な世界と非日常的な世界を共存させたい意向を話しています。Emergence Day(E-Day)はローカストが地上に出現し人類に攻撃を仕掛けた日で、最初の24時間で惑星セラに住む人類の25%が死滅したといわれています。
また、氏は本作をE-Dayから48時間の、人々のサバイバルの様子を描くものにしたいと話し、例として2008年公開の映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』を挙げています。『クローバーフィールド』では日常生活を送る人々の視点から巨大クリーチャー出現によるパニックが描かれました。今回の情報は『Gears of War』が、惑星セラの住民の視点からE-Dayを描くパニック映画になる可能性を示唆しています。
これまでの情報では、映画はゲーム一作目の前篇を描くものになる、マーカス・フェニックスがどのようにして傷を受けたかが明かされる、といったことが伝えられてきました。2010年に公開予定の『Gears of War』。監督には『ダイ・ハード4.0』『アンダーワールド』で知られるレン・ワイズマンが選ばれています。(ソース: Videogamer: Likens the experience to monster movie Cloverfield)
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