海外レビューハイスコア 『Mass Effect 2』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア 『Mass Effect 2』

2007年に発売され、衝撃的なデビューを飾ったSci-Fi RPG、Mass Effect。それから約二年、待望の続編、 Mass Effect 2 がついに発売となります。多くのサイトが前作から点数を上乗せしており、前作より確実に進化していることがうかがえます。

PC Windows


TeamXbox: 10/10
この世代で最高の体験。最初に39時間プレイし続けたときから、Mass Effect 2のことが頭から離れません。このことをふまえると、低いスコアをつけるのは正直でないと感じました。ゲームシステム、シナリオ、プレゼンテーションに至るまで、クリシェや誇張ともとれる賛辞を正当化する、Mass Effect 2はそういうゲームです。私がどれほどお薦めしているか、それを十分に言葉にすることができません。

EuroGamer: 10/10
おそらくMass Effect 2におけるBioWareの最大の成功は、複雑なシステムのRPGでありながら、基本的なところで理解すること、プレイすること、楽しむことが容易であるという点だろう。ベテランにとっても、ニューカマーにとっても必要な方式であり、また、Mass Effect 3がBioWareの歴史上最も重要なゲームになりうるということを十分に提示している。

GameInformer: 9.8/10
RPG的要素が減ったことをがっかりする人がいるかもしれない。ミニゲームの繰り返しに眠気を感じることがあるかもしれない。しかしそれらの欠点が、大胆な野心を抱え、最もエキサイティングな続編といえるMass Effect 2をためらわせることはない。

IGN: 9.7/10
Mass Effect 2のようなゲームは稀有といってもいいかもしれません。どの点を見てもそれが素晴らしいと確信するでしょう。壮大なスケールを感じさせる一方で、とてもパーソナルな部分も描いています。戦闘とミッションのデザインは際立っており、映像、ボイスアクト、サウンドトラック、ディレクションの品質は、競合作より数マイル先にあります。唯一、ほんのわずかな技術的ミスを抱えながらも、おそらく最も印象的に、Mass Effect 2はその大いなる野心の達成に至るでしょう。
私が言及しなくてはならない唯一にして本当の警告は、もしあなたがMass Effect 1をプレイしていなければ、その意外なストーリー展開や驚くべき事実が十分に伝わらないということです。それでもこのファンタスティックなゲームをスルーする理由とはなりえませんが。


GameTrailers: 9.7/10

1UP: 9.1/10
この物語のフィナーレとしてMass Effect 3が発売されるとき、ややぎこちなくRPG寄りな一作目と、無駄を省いたシューター寄りなこの続編の間の、ちょうど良い部分をBioWareに期待したい。しかしこのシンプルになったゲームシステムの本作でさえ、ME2のストーリーは有無を言わさず壮大な冒険の旅を提供してくれる。

GameSpot: 9.0/10
強烈でアクション満載のRPGだ。いったんあなたがこのゲームの軌道に乗ってしまえば、そこから逃れようとは思わないだろう。
長所:多彩で印象的なキャスティング。エクセレントな会話とボイスアクト。強烈な独自性を放つファンタスティックなアートデザイン。戦闘をエキサイティングにするソリッドな射撃システム。あらゆるミッションに新鮮さをもたらすステージデザイン。
短所:ときに退屈に感じる惑星探査。若干の不具合とバグ。

Edge Magazine: 9.0/10
Mass Effect 2の最大の強みは、シューティングと会話システムのような異質な要素を結びつける点にある。アクションRPGをつくるにあたり、ステータスの必要性について認識しつつ、一方でそれがヘッドショットの妨げになるべきでないといういうことを知っている。結果として、ゲームはそのポテンシャルを発揮することになった。BioWareは一作目で、ディープで説得力のある、多文化的無秩序な世界観を構築した。あなたはそれについて知ることはできたが、十分に触れることはできなかった。今回、あなたはスタートからその内部にどっぷりと浸り、目もくらむほどの世界観を堪能できる。

* * * * * * *


2007年11月に発売され、衝撃的なデビューを飾った壮大なSci-Fi RPG、Mass Effect。それから約二年、前作のレビュアーたちから一様に待望する声が上がっていた続編、Mass Effect 2がついに発売となります。ずらりと100点が並ぶメタスコアは前作を彷彿とさせますが、多くのサイトが点数を上乗せしており、前作より確実に進化していることがうかがえます。EDGEの指摘の通り、本作がトリロジーの二作目ということも影響していそうです。今後の変動はありそうですが、PC版、Xbox 360版とも史上TOP10に位置することはほぼ確実。
TeamXbox: 96→98
GameTrailers: 96→97
IGN: 94→97
1UP: 90→91
GameSpot: 85 →90
Eurogamer: 80→100
Edge Magazine: 70→90(※サイト名: Mass Effect→Mass Effect 2)

前作のMass Effectはシューター部分の弱さが指摘されていました。本作は前作よりシューター部分を強化、戦闘で評価を上げた一方で、比較的RPG部分が弱くなったと言われています。「シューター+RPG」というトレンドの中で、そのバランスをとるのはどのゲームでも難しい点なのかもしれません。



前作は日本語版の発売まで約1年半を要しました。本作はパブリッシャーの交代もありローカライズの可能性については不明です。ただ、BioWare史上最も重要な作品、そして史上最高のRPGとなりうる“Mass Effect 3”をプレイするためにも、本作で膨大な英語テキストと格闘するだけの価値はありそうです。(ソース: Metacritic)


(c) 2010 EA International (Studio and Publishing) Ltd. All Rights Reserved.

【関連記事】







《Kako》
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. ボディカム対戦FPS『Bodycam』6月8日早期アクセス開始!手に汗握るリアルな視点でチームデスマッチなどに挑む

    ボディカム対戦FPS『Bodycam』6月8日早期アクセス開始!手に汗握るリアルな視点でチームデスマッチなどに挑む

  2. PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』発売1か月で売上90万本到達!パッチ2を近日中に配信予定

    PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』発売1か月で売上90万本到達!パッチ2を近日中に配信予定

  3. 『Escape From Tarkov』『Escape from Tarkov: Arena』の暫定ロードマップが公開

    『Escape From Tarkov』『Escape from Tarkov: Arena』の暫定ロードマップが公開

  4. 悪意あるソフト導入を阻止!『マルウェア』Steamストアページ&デモ版公開―必要なアプリだけをインストールするため試行錯誤

  5. 『モンスターハンターワイルズ』新情報が一気に公開!ハンティングアクションはさらに進化、乗用動物や新モンスターの情報も

  6. 自動クラフト実装間近!連続ジャンプ攻撃が楽しい新武器も登場する『マインクラフト』次期アップデート「トリッキートライアル」6月14日リリース

  7. 『ウィザードリィ』でローグライトなコマンドバトルRPG『Wizlite: Everybody loved RPGs』発表―1周15分でサクっと遊べる迷宮体験

  8. 『ドラゴンズドグマ 2』預けられるアイテム枠の上限数増加、不具合の修正等アップデート実施

  9. DON'T NODの双子超能力ミステリーADV『Tell Me Why』が期間限定全チャプター無料配信―6月のプライド月間を記念して

  10. 中世都市建設シム『Manor Lords』税金や甲冑のバリエーション追加の初の公式アップデート配信―多数の修正・調整も

アクセスランキングをもっと見る

page top