
最近出願された2つの特許によってソニーが3Dテレビの新たな利用方法を計画していることが明らかとなりました。これらの特許によりゲームにおける画面分割マルチプレイの新たなスタイルが変化するかもしれません。
3Dテレビは通常、左目用の映像と右目用の映像を交互に映しだし、それらの映像を専用のメガネで左右の目に振り分けていますが、今回出願された特許では1P側の映像と2P側の映像を交互に映し出し、専用のメガネでそれぞれ自分側の映像のみを受け取るという方法が提示されています。

この方法による画面分割であれば、ローカルマルチプレイで対戦相手の動きが分かってしまうといった問題が解決されますね。もちろん3Dテレビと専用メガネが必要となりますが、なかなか面白いアイデアなのではないでしょうか。
それぞれの特許の詳しい解説は下記のPDFで見ることができるので興味がある方はは是非ご覧下さい。
■STEREOSCOPIC SCREEN SHARING METHOD AND APPARATUS(ソース&イメージ: Broke My Controller via Kotaku)
■3D SHUTTER GLASSES WITH MODE SWITCHING BASED ON ORIENTATION TO DISPLAY DEVICE
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