
任天堂のコントローラーに関する特許が米国の特許商標庁より公開され、その内容についてReddit等で考察が行われています。
出願自体はいくらか前に
米国特許商標庁より文書が公開されたのは現地時間9月7日です。ただし出願されたのは同5月11日で、国際出願が行われたのは日本時間で2020年の11月18日といくらか遡ることになります。
コントローラーに関する技術ということで、スティックドリフト問題を解決する一手になるのではないか?と期待したユーザーも居ました。
しかし内容を読み解いていくと、磁気粘性流体を用いてスティックの感触を変化させるものであることが分かります。文書内でも「操作する際にユーザが受け取る情報量や感覚の向上」が目的とされていて、DualSenseのハプティックフィードバックに似た方向性の技術だと言えるでしょう。

スティックドリフトはコントローラーの仕組み上仕方のないものですが、ユーザーにとっては深刻な問題です。今回のものはやや異なる技術でしたが、新ハードも噂される中の新たな発表に浮足立ってしまった面もあるのかもしれません。