2010*年末企画『メタスコアで見る2010年のゲーム』WORST20 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

2010*年末企画『メタスコアで見る2010年のゲーム』WORST20

去年と同様に、世界中からレビューが集まるMetacriticでの平均スコアをもとに「 2010年のビデオゲーム WORST20 」を選出しました。マルチプラットフォームの場合は同様の作品を総合して平均点を算出、今年はダウンロード系ゲームを外し、お店に並ぶ製品タイトルだけをピ

PC Windows

去年と同様に、世界中からレビューが集まるMetacriticでの平均スコアをもとに「2010年のビデオゲーム WORST20」を選出しました。マルチプラットフォームの場合は同様の作品を総合して平均点を算出しています。点数順に並べてはいますが、レビュー数やレビューサイトの違いもあるので、多小の差は誤差の範囲と思って下さい。今年はダウンロード系ゲームを外し、お店に並ぶ製品タイトルだけをピックアップしました。

今年のロースコアの特徴はやはりモーション操作関連。KinectやMove対応のゲームが多数発売されており、作品の出来もある意味ローンチのように幅があったようです。そこに、中小メーカーの残念な作品、大手メーカーのやっつけ作品、映画タイアップの間に合わせ作品などが彩りを添えるラインアップとなりました。ただ昨年も少し触れましたが、カジュアルゲームやダウンロードタイトルなどを中心に、多くの作品がレビューされなくなっており、ここに並んだタイトルは、レビューされただけマシだった、という言い方もできます。

* * * * * * *


Saw II: Flesh & Blood (PS3, Xbox 360): 4.5/10
どこにも緊張感がない。―Game Revolution



Last Rebellion (PS3): 4.4/10
並のグラフィック、それ以上に鈍重な戦闘システム。そして本当に忌むべき主要キャラたち。10年前に淘汰されていったJ-RPGを無理矢理フラッシュバックさせる作品だ。―Playstation Official Magazine UK



I'm not Alone (PC): 4.4/10
物語には純然たる恐怖と不気味な輝きがある。しかし、あらゆるバグ、クラッシュ、そして非論理的なデザインがゲームから輝きを奪っている。―Gamer Limit



Tom Clancy's Ghost Recon (Wii): 4.3/10
けっして起こってはならなかった、レールシューターというジャンルとゴーストリコンというフランチャイズの結合。考えうる限り最も退屈なタイムクライシス・クローンを造り上げてしまった。―Metro GameCentral



Naughty Bear (PS3, Xbox 360): 4.3/10
技術的に不適当で、道徳的にわびしい。―PSM3 Magazine UK



Prison Break: The Conspiracy (PS3, Xbox 360): 4.3/10
もしあなたがTVシリーズを見たことが無いなら、このゲームを買う理由が見当たらない。もし見たことがあるなら――やはり買う理由は無い。―Console Monster



Blood Drive (PS3, Xbox 360): 4.3/10
40ドルというプライスタグで、これがAAAタイトルでないとActivisionが理解しているというのは明らか。しかし、それは洗練や内容の不足のエクスキューズにはならない。―GameShark



Pure Futbol (PS3, Xbox 360): 4.2/10
ゴミのようなサッカーゲーム。本物の体験が待っていると主張するも、実際にこのゲームをピックアップしたプレイヤーを待ち構えているのは、リアルからほど遠いものだ。―IGN



Iron Man 2 (PS3, Xbox 360, Wii): 4.1/10
Superman 64以来最悪のヒーローゲームになりうる。―Game Revolution



Deca Sports 3 (Wii): 4.1/10
ハドソンの、弱腰で怠惰な作品。最初の二作と同様に、退屈なゲームプレイ、イライラする操作性、トータル的な魅力の欠如でダメになっている。―GameZone



Harry Potter & the Deathly Hallows, Pt 1: 4.1/10
世界で最も有名な魔法使いが、あらゆる魔法を失った悲しい日。―Nintendo Power



Clash of the Titans (PS3, Xbox 360): 4.0/10
私がレビューした中で最悪のライセンスゲームというだけでなく、あなたが考えうるあらゆる点でひどいゲーム。その醜さは罪だ。―IGN



Quantum Theory (PS3, Xbox 360): 4.0/10
もしGears of Warとスーパーマリオブラザーズの間に赤ん坊が生まれたら――それがQuantum Theoryだ。それは医者が溺死させようとするほど、弱々しく、奇形で、ぞっとするような赤子だ。―Destructoid



Naval Assault: The Killing Tide (Xbox 360): 4.0/10
仮にXbox Live アーケードとして見ても粗悪品。しかしお店の棚でこれを見ることは、海軍への敬意を失わせ、さらに彼らの顔へ平手打ちをくらわせる。―GameZone



Attack of the Movies 3D (Xbox 360, Wii): 3.9/10
このゲーム以上に、退屈で、生気がなく、醜いレールシューターはありえない。―GameInformer



Dead or Alive Paradise (PSP): 3.8/10
性に飢えた16歳には刺激的に見えるかもしれないが、他のあらゆるオーディエンスにとっては侮辱的な出来。懸命に熟成を目指すゲーム産業において大きな後退だ。―Videogamer



Power Gig: Rise of the SixString (PS3, Xbox 360): 3.6/10
リアルなギターをリアルなギターのように使うことをプレイヤーに許さない。代わりにあるのは、古くさいゲームを操作するために新しいおもちゃを使うということ。―Joystiq



Kung Fu Rider (PS3): 3.6/10
これをフルプライス(40ドルのプライスタグだとしても)で発売してもいいと、ソニーがどのようにして考えるに至ったのか。私の理解を超えている。―Game Informer



Fighters Uncaged (Xbox 360): 3.2/10
残念なモーション操作と報われないゲームプレイは、このひどい格闘ゲームから一切の楽しみを奪っている。良い点:あなたはフラストレーションで汗をかくかもしれない。―GameSpot



Deca Sports Freedom (Xbox 360): 2.4/10
もしマイクロソフトがKinectの輝かしい好例としてこれを出していたら、ゲーム史上最大の失敗として笑い者にしていただろう。幸運にもそうではなく、このゲームがたまたま、制作上においてもコンセプトにおいても破綻していただけだ。―GamesRadar


(ソース: Metacritic)


【2010*年末企画 記事一覧】
2010*年末企画『2011年期待の新作』TOP50
2010*年末企画『メタスコアで見る2010年のゲーム』WORST20
2010*年末企画『豪華アイテム付き限定版』TOP5
2010*年末企画 『Game*Sparkリサーチ』TOP10
2010*年末企画『2010年の注目レースゲーム』10選
2010*年末企画 『海外で最も評価された国産タイトル』TOP20
2010*年末企画『2010年の未確定噂情報』
2010*年末企画『Game*Sparkスタッフが今年最も遊んだ5つのタイトル』
2010*年末企画『未完結のトリロジー・エピソード作品』7選
2010*年末企画『ムフフなセクシーネタ』TOP10
2010*年末企画『おバカなネタ記事』TOP10
2010*年末企画 『Call of Dutyシリーズの歴史』
2010*年末企画 『最もたくさん読まれた記事』TOP10
《Kako》
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. 「どちらがモンスターなのかわからない」日本人ハンターの『モンハンワイルズ』RTAプレイに海外メディア驚愕

    「どちらがモンスターなのかわからない」日本人ハンターの『モンハンワイルズ』RTAプレイに海外メディア驚愕

  2. 7年でゲームはどれくらい進化した?『モンスターハンター:ワールド』と『モンスターハンターワイルズ』をさまざまな面で比較した動画が公開

    7年でゲームはどれくらい進化した?『モンスターハンター:ワールド』と『モンスターハンターワイルズ』をさまざまな面で比較した動画が公開

  3. 見た目はただの初代『ドラクエ』風RPG、ただし冒険の度に街の位置もアイテムも敵の強さもランダム。果たして君は攻略できるか『Splintered』Steam早期アクセス3月22日開始

    見た目はただの初代『ドラクエ』風RPG、ただし冒険の度に街の位置もアイテムも敵の強さもランダム。果たして君は攻略できるか『Splintered』Steam早期アクセス3月22日開始

  4. 『モンスターハンターワイルズ』修正パッチ3月4日17時以降配信―オンライン切断されるためプレイ途中にならないよう注意

  5. セルアニメ風の人造少女3DローグライクACT『Bless You Again』2026年リリース予定!Steamストアページ公開

  6. 『モンハンワイルズ』あらゆる手を尽くしてPC版パフォーマンス改善を試みるゲーマーたち。タイプミスらしき設定ファイル項目まで疑って掛かる

  7. ロボット対戦格闘ACT『アイアンサーガVS』3月中旬発売!相手機体の技を盗める機体「ネロ」を紹介する新トレイラー公開

  8. 「生き残るためなら多少の乗り物の犠牲は仕方ない」…『モンハンワイルズ』のセクレト、かつての「あの恐竜」と同じ扱いができると海外掲示板で話題に

  9. 『モンハンワイルズ』各機種で早速修正パッチ配信!ほか不具合調査も続く

  10. 『モンハンワイルズ』Steam版が正常に動作しない問題の調査結果を報告―プレイヤーから上がった解消方法もいくつか案内

アクセスランキングをもっと見る

page top