
●Digital Spy: 10/10
ちっぽけな水滴が巨大な潮波へ、一粒の砂が雄大な山巓へ。全ての要素が一体化し、『From Dust』をプレイせずにはいられない様な最も美しいXbox LIVEアーケードゲームの一つへと創り上げている。
●Eurogamer: 9/10
『From Dust』は最高潮なアイディアの集まりで、大部分の愉快さやゾッとする様な自然の摂理はプレイヤーに卑下と興奮を感じさせるだろう。……だがまだ始まりである様に思える、物語の1つが語られているにすぎないからだ。これは小さなパッケージの巨大なアイディアであり、Ubisoftが示唆した様に続編が出る事を願ってやまない。そうなる様に祈ろう。
●Official Xbox Magazine: 8/10
時に支配する事が楽しいというよりも作業に感じてしまっても、『From Dust』の柔軟な世界は力を行使する事に夢中にさせてくれる。自然のサイクルに反した資源のジャグリングとレーシングは全てのプレイヤーの為のものでは無い。ステージが次第に難しくなっていくにも関わらず、一定のリズムを壊す様なクライマックスは本当に存在せず、より興奮が無くより穏やかに作り上げられている、サラリーマンの様なプロセスだ。
●Joystiq: 7/10
奇妙な事に『From Dust』が邪魔するのを辞めてプレイヤーにただ楽しむように言うと……プレイヤーは楽しめるのだ。率直に言えば、実質的に本作を“ゲーム”へと作り上げている要素を剥ぎとり、メカニックのベースを遠くへ投げ出す事によって、『From Dust』はついに輝きを帯びる。
●Destructoid: 5.5/10
最悪なのは、常に無力を感じる事と、ヒジとケツの違いも言えない様なキャラクター達にイライラする事だ。力強い山の輪郭や刻まれた水路は他のより斬新なゲームと比べても素晴らしいギミックだが、主要なコンセプトとして考えると、その他の点で完全な体験を作り上げるような強度には至っていない。
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7月27日よりXbox LIVEアーケードにて配信が開始された、ポピュラス風のゴッドシミュレーション/サンドボックスゲーム『From Dust』の海外レビューとなります。アドベンチャーゲーム『Another World(アウターワールド)』で有名なゲームデザイナーEric Chahi氏が手掛け、トレイラーからもその独特なゲームシステムと世界観が垣間見られた本作。気になる評価は殆どの海外サイトが7/10から9/10台のスコアをつけており、多少バラつきはあったものの、平均スコアは8/10と中々の高評価を獲得した模様です。
レビューでは、地形を創造していく本作の中核を成すアイディアが全てのサイトで賞賛の的となったものの、反面ゲームとしての体裁を保つ為に加えられたルールやメカニックも殆どのサイトで短所として挙げられる事となりました。スコアが少しバラついている事からもわかる様に、この煩わしい短所を受け入れられるかどうかが本作を楽しむ為の鍵となりそうです。
なお上記でも伝えたようにXbox LIVEアーケード版は1,200MSPにて既に配信中。PC版は14.99ドルで8月17日より、詳細な日程は未定ながらPS3版も配信される予定となっています。(ソース: Metacritic)
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