
Microsoftが、Xbox 360のモーションカメラKinectに搭載される深度センサーを使って、ユーザーの年齢などを割り出す新技術の特許を申請していたことが分かりました。
2010年3月に米国特許商標局に登録されていたこの特許は、Kinectなどに搭載される3D深度センサーを用い、ユーザーの頭部の大きさ、腕の長さ、肩幅など全身の体型やバランスを認識、それらのデータから推定年齢を算出し、各レーティングに基づいてテレビ番組やゲームコンテンツの年齢規制を自動で行うというもの。
また、各年齢層に合わせたユーザープロファイルを設定可能で、例えば大人がアダルト向けコンテンツを鑑賞中に急に子供が部屋に入った場合、センサーがそれらの状況を判断し、自動的に代替のコンテンツをテレビ画面に映すといったことも可能になるそうです。
このアプリケーションの特許はまだ正式に認可されておらず、実際に採用されるかは現段階で不明ですが、映像配信サービスが充実しつつあるXbox LIVEで、将来ペアレンタルコントロールのひとつとして利用される日が来るのかもしれません。(ソース: GeekWire: Microsoft idea: Kinect body scans could estimate age, automate parental controls via Eurogamer)
【関連記事】
Kinect向きに特化?Xbox 360新ダッシュボードのスクリーンショットと映像がリーク
思わず笑っちゃう体感ホラー!『Rise of Nightmares』最新トレイラー
“リアルなボウリング体験”…Kinect向けにボウリングの玉が発売(重さ0.5kg)
Microsoft、『Kinect Star Wars』の発売延期を表明
新たなお友達としてクマが登場!『Kinectimals Now with Bears!』発表
女装も一瞬!Kinectを使用した自作ファッションアプリ映像
Kinectを使ってクアドローターをジェスチャー制御!