
●Destructoid: 5/10
時おり楽しくありつつも、4時間のライフスパンはプレイするにつれ徐々につまらなくなっていき、最終的にはピッタリと平均ラインの作品へと落ちていく。本作は本当に良くも悪くも無い。
●EGM: 4/10
『Battleship』のコアは楽しく愉快で、「もしDouble Helixがフルの開発期間を持っていたら」と貴方は感じるだろう、彼らは忘れがたい体験を作ることができたはずだ。にも関わらず、『Battleship』は未完成のまま急造でリリースされてしまっており、60ドルのプライスタグから期待できるような洗練さは微塵も無い。
●Official Xbox Magazine: 4/10
この価格設定は酷い、これこそ真の価格破壊だ。『Battleship』はたった7つのシングルプレイヤーミッションにウェイトが置かれており、マルチプレイヤーはゼロ(正気か???)、馬鹿馬鹿しい楽しさが数時間あるだけで、長い午後の時間があれば簡単にクリアすることができる。これで60ドルでは『Battleship』は沈没に値する、財布の紐を緩めてはいけない。
●Playstation Official Magazine UK: 4/10
最初の数分間は真新しさもあるが、それも長くは続かない。未完成のゲームプレイはまさに沈没する『Battleship』、急造されたゲームプレイの一分一秒が忌まわしい宣伝目的であることは明白だ。本作にはアーティスティックな観点は存在せず、コアにある独自のアイディアには、熱中しゲームを楽しむための時間も愛情も無い。
●Eurogamer: 4/10
本作は2種類のモードを釣り合わせる方法を見つけておらず、本当に上手くいっていない。ただし時おり光る野心は、平凡なゲームが退屈すぎて完全に沈没してしまわないよう、なんとか船を安定させている。『Battleship』は元の映画に比べればマシだった、しかしこれでは十分とは言えないだろう。
●PSFocus: 3.7/10
ゴミの1つになることは予想できた。ゲーム仲間のためにひと肌脱ごう、貴方が地元のゲーム店で『Battleship』を見つけたのなら、もっと良いゲームをその上に被せるんだ。みんな貴方に感謝する。
●XGN: 3/10
『Battleship』は誰にもプレイされるべきでは無い。本作はただただ未完成で多くの問題がある。
●Metro GameCentral: 3/10
誰もこのような映画のゲーム化作品には期待していなかっただろうが、『Battleship』の一人称視点アクションは完全に沈没してしまっている。
北米では5月25日、また欧州では先行して4月20日にリリースされた『Battleship』の海外レビューとなります。本作はPS3/Xbox 360、及びWii/DS/3DS向けに今年2月に発表されたタイトルで、パブリッシングはActivision、開発は『Silent Hill Homecoming』のDouble Helix Gamesが担当。現在公開中の同名映画『Battleship』のゲーム化作品となっており、原作映画を基にしたオリジナルストーリー、一人称視点アクションと海戦ストラテジーをミックスしたゲームプレイがフィーチャーされています。
海外での評価はご覧の通りネガティブレビューの嵐となっており、Metacriticでの平均スコアはPS3版が4.4/10(レビュー数4)、Xbox 360版が4/10(レビュー数13)。多くのレビューで“沈没”というキーワードが記載される残念な結果となってしまっています。
多数のレビューにて指摘されているのが価格に反したボリュームの低さで、僅か数時間で終わるゲームは60ドルには見合わないとの意見が多数。しかし一方でゲームコアには楽しさがあるとの批評もあり、開発時間の短さが悔やまれる意見もありました。過去にも『Terminator Salvation』が不足したボリューム面にて同様の低評価を得ていましたが、改めてタイアップゲームの厳しいスケジュールを感じさせるレビュー模様となっています。
なお一方、オリジナルの映画『Battleship』の方もあまり評価は芳しくないようで、海外の有名な映画レビュー集積サイトRotten Tomatoesでは4.6/10の平均スコアを記録しているようです。
(ソース: Metacritic)
【関連記事】
SF海戦映画『Battleship』のゲーム化が発表、開発はDouble Helix