
リマスター版の『The Last of Us』などの開発に携わったファーストパーティのサポートスタジオPlayStation Studios MalaysiaとVisual Artsに対してレイオフが実施されたと海外メディアが報じています。
PlayStation Studiosに新たなレイオフの波
海外メディアKotakuによると、Visual Artsグループでは今週初めにレイオフ対象のスタッフに最終出社日が3月7日となることが通達されたとのことです。対象人数は不明ですが、開発中止が発表されたBend Studioの新作ゲームに携わっていたスタッフも含めて、広範囲に及ぶレイオフが実施されたと報道しています。
また、PlayStation Studios Malaysiaでもレイオフが実施されていたことが明らかになっており、シニアプロジェクトマネージャーを務めていたJohann Affendy Mahfoor氏がレイオフされた旨をLinkedInに投稿しています。
Visual Artsについては2023年にもレイオフを実施したことが報道されていた他、昨年2月にはPlayStation Studiosも対象としてSIE全体の8%にあたる約900名の人員を削減することが発表されました。Visual Arts グループのレイオフの動きは、高コストにならざるを得ない米国から開発リソースを撤退させている動きだとの見方もあるようです。