
『Dauntless』『Fae Farm』の開発で知られるカナダのPhoenix Labsは、2025年1月28日に「従業員の大半」を対象としたレイオフを行ったと発表しました。
業務上の必要な改革の一環と説明
これは、同社がビジネス向けSNSのLinkedInや、Redditの『Dauntless』フォーラム内などで明らかにしたもの。LinkedIn向けのリリースによる(Gematsu経由)と、業務上の必要な改革の一環として、スタジオの大半の従業員と分かれる厳しい決断を行ったと報告しています。
具体的なレイオフの規模や、配信中の『Dauntless』『Fae Farm』の今後の展開など具体的なことは現時点で明らかれていません。リリース内では、今回のレイオフによって影響を受けた人々のサポートを優先すると説明していて、両ゲームへの影響などについては今後数週間以内に共有するとしています。




2024年には100人規模のレイオフを実施
Phoenix Labsは2014年に設立。BioWareやRiot Games、カプコン、Blizzardなどに所属していた開発者たちが所属し、2019年に『Dauntless』、2023年には『Fae Farm』をリリースしています。2020年にはシンガポールのデジタルサービス企業Seaのゲーム部門Garenaへと買収、2023年には再び独立しましたが、その後ブロックチェーン企業Forteに買収されたとも報道されていました。
2024年5月には同社の従業員100名以上を対象とした大規模なレイオフを実行し、取り組んでいるすべての新規プロジェクトをキャンセルしたと発表。『Dauntless』は2024年12月6日に新たなプラットフォームとしてSteamでのリリースを行いましたが、同時に配信された大型アップデート「Awakening」がユーザーから厳しい評価を受けていました。
『Dauntless』『Fae Farm』は2024年にアップデートを行っていますが、記事執筆時点(2025/01/28 16:30)で2025年中のアップデートは行っていません。また、次期シーズンアップデート「Umbral Reign」に関しては、リリースが延期されることが発表済みです。