
●IGN: 7.5/10
私は『Sorcery』が大好きだった、しかし本作は長い開発期間から予想されるようなレベルには届いていない。WorkshopはベストなPlayStation Moveタイトルの1つを作り上げたし、賞賛されるべきだが、大部分のゲーマーはなぜ『Sorcery』は登場すまでに時間がかかったのかと疑問に思うはずだ。短い冒険、リプレイ性と有用なオンライン機能の欠落、『Sorycery』は一度限りだ。確かに一度限りの楽しさはあるが、PlayStation Moveの売り上げを押すような一度限りとはならないだろう。
●Eurogamer: 7/10
恐らく貴方が予想しているよりも(Moveの)イライラするような問題は少ない。どちらかと言えば、出来の悪い見習いや神秘的なネコよりも、Moveコントローラーこそが『Sorcery』の真のスターだ。もし君が8歳の子供ならば、本作は短い物語による午後のひとときや、手の中の杖と頭の中一杯のスペルで彩られた、輝かしい夢のお話を提供してくれる。そして最大の不満は終わりまで数時間しかないということだけになるだろう。もし貴方が年を取っているなら、同様の衝撃は得られそうにないが、イキイキとしたスリルを味わうことはまだできる。
●Game Informer: 6.8/10
私は『Sorcery』が好きだが、Moveの操作性についてはそう言えそうにない。本作は魅力的なストーリーと環境パズル(広義の意味でパズルとは使っているが、それらは全て非常に簡単だった)を備えた楽しいアクションゲームになれたかもしれない。だが変わりに『Sorcery』は家の中で5、6時間壁に向かってハンマーを振り下ろすように、額縁の絵を君に与えた。
海外では5月22日、また国内では6月14日に発売が開始される予定のPS Move専用タイトル『Sorcery』の海外レビューまとめとなります。SCEのサンタモニカスタジオとThe Workshopが約2年のあいだ開発を手がけ、2010年E3の正式発表からついにリリースに漕ぎ着けました。その評価は7/10(レビュー数10)と、ハイスコアには届かなかったもののまずまずの評価を得たようです。
レビューではゲームのクオリティ自体に大きな批判は無く、低年齢向けながらも愛らしいストーリーやアクションゲームとしての出来への評価も高かったものの、ボリューム面ではオンラインコンテンツなどに欠け、僅か数時間のプレイしか無いとの指摘が多数。またGame InformerはMoveを前後に常に振るう姿を“ハンマーを振り下ろすよう”と伝えたほか、Destrucotid(6/10)はMove本来の操作の遅延といった問題が未だにあると批判しています。
(ソース: Sorcery)
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