
『Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara』がPAX Eastで正式発表されました。噂以上のレベルであったもののおおむね既報のとおりで、傑作ベルトスクロールアクション『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ タワーオブドゥーム』と『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』の2本を同梱したタイトルになります。価格は約15ドル/1200MSP。
サプライズとしては、まずプラットフォーム。XBLA/PSN/Steam/Wii Uのマルチ展開です。次に、途中乱入と退出が可能なGGPOオンラインマルチプレイを実装しています。グラフィックスはHDへリファイン。グローバルリーダーボード有り。ローカルCo-opも有り。Wii U版はゲームパッドを使ってアイテムや魔法を選択可能。とっつきやすさだけでいえばWii U版に軍配が上がりそうです。
この時点で「大オイル」「何回か切ってからライトニングボルトリング」「ジャーレッド禁止」なファンは感涙ものですが、さらにキャラクターアートなどを解禁するゲーム内成長要素もある模様。ゲーム内でのチャレンジを達成するなどするとポイントが溜まっていく方式のようです。ゲーム進行とともに演出的に発生したレベルアップとは別物でしょう。また、"House Rule"なるコンフィグのようなゲームシステムがあるようですが、こちらも詳細は不明。トレーラー動画からは"HEDGEHOG"や"ENEMY RUSH"などの項が確認できます。推測としては、おそらくチャレンジと連動するものでしょう。
本当にスゴかったゲームの1つとしてカウントしても問題無さそうな『D&D SoM』ならびに『D&D ToD』が(権利の壁を超えて)自宅で遊べるようになる上に、それがエミュレーションベタ移植でないことはじつにめでたいことですが、唯一気になるのはリージョン規制。ベルトスクロールでいわゆる「おま国」というと、『ファイナルファイト』が脳裏を過ぎります。問題なく日本でもプレイできるよう、我に加護を!しましょう。
(ソース: Polygon, Manage Blog)【関連記事】PAX East: カプコンが『ロックマン』シリーズ最新作を開発中、続報は年末までに
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