『Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara』のキャラ紹介トレイラー第2弾が公開されました。前回の「ファイター」から引き続き、加護を求めることに定評のある「クレリック」です。
(以下、動画の内容にならい『Shadow over Mystara』基準です。)
僧侶的なおじさんの外見にかかわらず、戦闘力は武器のリーチがやや短い(後半に解消)こと以外、他のキャラクターにそれほど劣りません。むしろ、ダッシュ攻撃は硬直がやや軽めで使いやすい部類に入る印象です。
また、比較的気軽にバフ系のスキルを使えるため、『D&D SOM』のキモであったサークルコマンド操作を習熟するにあたり最適なクラスでもあります(ただしWii U版はWiiパッドでアイテム・マジック選択ができるとのこと)。さらに、全キャラ中唯一回復魔法を使えるため、多少のゴリ押しも可能。きわめつけが「ワレニカゴー」こと「ターンアンデッド」、気軽に使えるクレリックの象徴的メガクラッシュです。しかし残念ながらトレイラーでは英語音声となっており、『CoM』で例のいい声が聞こえるかどうかは不明。
くわえて、マルチプレイでは「ブレス」(パーティー全員の攻撃力アップ)や「ストライキング」(パーティーのうち1人の攻撃力アップ)の使用タイミング、数に限りある回復魔法の使い方、他のクラスとのマジック回復アイテムの配分など、もろもろを考慮した立ち回りが要求されるという特徴もあります。複雑ではありますが、まずはどの面をクリアすればマジック使用回数が回復するかを覚えれば、ソロ・マルチともに安定するでしょう。
なお、トレーラーでは多種多様な攻撃魔法を使っていますが(少なくともアーケード版やサターン版の調整では)ほとんどが状況限定・または死に技でした。しかしそれは裏を返せばネタ技が豊富ということ。オンラインで回線の向こうにいるプレイヤーを失笑させられるかどうかは腕次第です。
間口が広くて奥が深い、サークルコマンドについても否が応でも習熟することになる、そんなクラスが「クレリック」です。ボタン連打プレイから脱却したい初心者~初級者はこのキャラを使うとよいでしょう。ボス戦前で惜しみなく「ブレス」と「ストライキング」(重複可能)を唱えるのがコツの1つです。
(ソース: CAPCOM)【関連記事】ファイタークラスを紹介する『Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara』最新トレイラーが披露
PAX East: 『Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara』正式発表、マルチプラットフォーム展開。途中参加と退出も可能
カプコンの名作ベルトアクションが遂に復活か、韓国レーティング機関に『Dungeons & Dragons』が登録