OuyaやGameStickなど昨年からAndroidをベースにした小型ハードが続々と登場する中、新たにモバイルソフトウェア会社として知られるBkuStacksが新型ハードGamePopにてこの分野に参戦を表明しました。
BlueStacks社はWindowsやMac上でAndroidアプリケーションを起動するBlueStacks App Playerなどで知られる2009年設立の会社。同社が今回発表した小型ハードGamePopはTVスクリーン上にてモバイルゲームをプレイするというもので、OuyaやGameStickとコンセプトは変わりませんが、最大の違いは月額のサブスクリプションモデルを採用している点。月額6.99ドルの支払いにて数百ドル分のAndroid向けタイトルを全てプレイできることが謳われています。
ソフトウェアにはAndroid 4.2を採用しており、ハードウェアの性能は「現在出ている全ての一流Androidゲームを動作」させることが可能。またiOSとAndroid向けの専用アプリもリリースされる予定で、これを利用することで内蔵センサーなどの機能を含めスマートフォンをコントローラーのように利用することが出来るとのこと。
海外サイトThe Vergeに対しBlueStacksの代表者が話したところによれば、GamePopは本体価格100ドル前後にて今冬にリリースが予定されているそうですが、驚くべきことに5月中に予約すると無料でハード本体を購入できるキャンペーンが現在行われており(ただし送料は米国内で9.55ドル、国外で19.90ドル必要)、99ドルのOuyaや79ドルのGameStickよりも価格面で強烈なインパクトを放つところとなっています。
(ソース: GamePop , The Verge)
【関連記事】
Ouyaの一般販売が3週間の延期、新たな追加資金のニュースや分解レポートなども
『Portal』のKim Swift氏が手がけるOuya向け新作『Soul Fjord』が正式発表
Ouya、FuturemarkによるAndroidデバイス3Dベンチマークランキングでは78位に
メニューUIやゲームプレイシーンも収めた、小型ゲーム機“GameStick”開封映像
Androidベースの超小型ゲーム機“GameStick”の予約がスタート
Ouyaと同様の小型ハード“GameStick”がKickstarterに登場、開始1日で目標額を突破