GDC Next/ADC(App Developers Conference)はUBM Tech Mediaが主催するGDCの派生イベントの一つ。昨年までオースティンで開催されていたGDC Onlineの後継という位置付けで、ゲームの未来とアプリ開発に焦点を当てた2つのイベントが同時開催という立て付けです。会場となるのはE3の行われるロサンゼルスのコンベンションセンター。会場を見る限り、メインのGDCと比べると小規模なものになりそうです。
パスをもらうために前日の会場に訪れると準備はあらかた終わった模様。コンベンションセンターの外側にはE3の際には派手な広告が目立つのですが、今回は地味ーな仕上がり。それでも会場を入ると、SnapDragonを押すQualcommやマルチスクリーンで挽回を目指すマイクロソフトが大段幕を広げていました。イベント会場では「WHO'S HIRING@GDC Next」という求人コーナーも設けられ、そちらはグリーがスポンサードしているようです。
GDC Nextの目玉は、まだ未発売の革新的なゲームのメイキングセッション「GDC Next 10」。マイクロソフトのXbox One向け『Project Spark』や、日本のアクセスゲームズの『D4』など10タイトルが予定されています。ほか注目セッションとしては、ディズニーによるロケーションベースの物語伝達、マイクロソフトによる次世代Kinectの紹介、スクウェア・エニックスが始めたゲーマーがゲームアイデアを審査するSquare Enix Collectiveの背景説明などがあります。
ADCはゲームではなくアプリ全般をカバーしたものになり、ゲームと周辺分野を意識したセッションが多数用意されています。EAの創業者、トリップ・ホーキンズ氏によるゲームの教育活用のセッションは注目を集めそうです。DropBoxによるアプリ開発者向けの活用法の紹介、Evernoteのケーススタディ、話題の決済サービスSquareのMartin Pedrick氏など注目のベンチャー企業の登壇もあるようです。
注目セッションを中心にエキスポ会場も含めて明日からレポートしていきます。
【GDC Next 2013】未来とアプリに焦点を絞ったカンファレンス「GDC Next/ADC」が明日から開幕
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