スターリン率いる赤軍と火星人が戦うというぶっ飛んだ内容、それ以上にぶっ飛んだトレイラー、メタスコアが25、発売から10日でSteamセール60%OFF、現在は新規購入不可と数々の爪痕を残した問題作『Stalin vs. Martians』ですが、なんとその新作『Stalin vs. Martians 3』がKickstarterに登場しています。
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ゲームは『Stalin vs. Martians』のノリをそのまま引き継いでおり、クレイジーなストーリーラインのメインミッション、ミニゲーム、不条理なユーモア、狂気のサウンドトラック、奇妙なビデオをしっかりとまとめた、アクションとストラテジーのハイブリッド作品となるそうです。開発チームには『S.T.A.L.K.E.R』、『Cossacks II: Napoleonic Wars』、『Alexander』、『Frontline: Fields of Thunder』、『CrimeCraft』といったタイトルに携わったスタッフが在籍しています。
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目標金額は125,000ドル。前作『Stalin vs. Martians』は信じられないくらい予算が少なく、経済危機の中での開発であったため発売が急がれ、望むようなゲームを作れなかったという事で、開発チームはKickstarterで適切な資金が集まればちゃんとしたものが作れると意気込んでいます。
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スターリンが操縦する巨大ロボット
拡張ゴールでは更なるミニゲームに加えてより多くのビデオや音楽、Mac/Linux版のリリースなどが設定。出資額は10ドル~10,000ドルまで多数の層があり、サウンドトラックやTシャツ、ポスター、インゲームコンテツ、ボスキャラやインゲームビデオのデザイン権など様々な特典が用意されています。ちなみに、出資者にはもれなく前作『Stalin vs. Martians』のダウンロード版が提供されるようです。
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チャーチルやレーニン、プーチンもカメオ出演
前作は悪い方向で目立ってしまいましたが、新作『Stalin vs. Martians 3』は一体どのような作品となるのでしょうか。今後の展開に期待です。なお、『Stalin vs. Martians 2』の存在は確認できませんでした。それでは最後に前作の映像を幾つかご紹介。
スターリンが踊りまくるトレイラー
よくわからないシーンも含まれたゲームプレイ映像
「S.T.A.L.I.N.」(Firelake)ミュージックビデオ