12月3日にプレミアムメンバー向けにリリースされた『Battlefield 4』の第一弾拡張パック"China Rising"。『Battlefield 1942』からのBFプレイヤーである筆者が、新要素やその魅力、実際にプレイしたインプレッションをお伝えします。
■中国本土を舞台とした新マップ
"China Rising"では新たに4つの新マップがリリースされ、日夜激しい戦闘が繰り広げられている。新しく実装されたマップは全体的に広めで、砂漠であったり、農村地帯であったり、鬱蒼とした森山であったりとバリエーション豊かだ。また戦車やIFV(Infantry Fighting Vehicle 歩兵戦闘車)、ヘリや航空機なども勢揃いで迫力のある戦闘が楽しめるだろう。
・Silk Road
シルクロードの道中にあるタクラマカン砂漠を舞台としたマップで、砂漠だけに遮蔽物が少なく、徒歩での移動中に補足されてしまうと姿を隠すのに苦労してしまう。味方の各種兵器や輸送車両を利用して、移動すると良い。その場合でも遮蔽物が少ないので誘導兵器には気をつけよう。
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・Guilin Peaks
鬱蒼と茂る木々と中央にそびえ立つ2つの山、そしてその山に空いた洞窟が『Battlefield Vietnam』を彷彿とさせる"Guilin Peaks"。視認性が悪く遭遇戦が発生しやすい。武器のアタッチメントでIRNVなどを装備すると茂みに潜んだ敵を見つけるのに役立つだろう。
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・Altai Range
西シベリアとモンゴルにまたがるアルタイ山脈をベースとした山岳マップ"Altai Range"。岩石も点在しており、遮蔽物は沢山ある。また中央には高い山と、アンテナを配置した拠点があり、山にはよく大量の狙撃兵が潜伏する。
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・Dragon Pass
中国の農村にフォーカスされた"Dragon Pass"。のどかな田園風景と河川、そして夕暮れ時の時間帯など、どこか哀愁が漂う。マップ中央にそびえ立つ山の麓に重要拠点があり、その場所が熾烈な戦闘ポイントになりやすい。
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■個人携行の無人機"SUAV"と"UCAV"の新ガジェット
新実装されたガジェット"SUAV"(小型無人偵察機)と"UCAV"(小型無人戦闘機)。今までの装備とは少し違ったガジェットだ。"SUAV"は偵察兵が装備でき、ラジコン飛行機のように飛ばして偵察や、相手の兵器を赤外線照射し、味方の誘導兵器の遠隔誘導が可能になる。"UCAV"は援護兵が装備できる。基本的な操作は"SUAV"と同じだが、こちらは自爆することにより、兵器や歩兵に多大な損害を与えることができる。
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■未だ続くBF4リリースの混乱
BF4には、度重なるクラッシュ問題やバグなど、改善すべき事柄も沢山ある。余談ではあるが、筆者は"China Rising"の先行リリースの翌日、プレミアムメンバーシップをOriginで購入しようとしたが、エラーが出て購入できなかった。そこで仕方なくAmazon.co.jpで購入し、コードを適用したのだが、Origin周りの不具合なども気になるところだ。
舞台が現代戦に移行したBFシリーズで初めて登場する大型爆撃機や、BF3では無かったヘリのみの空中戦も楽しめる"Air Superiority"など新要素も登場し、戦場の臨場感がより一層高まった『Battlefield 4』。BF1942への回帰にも近い新マップなど、古参プレイヤーでも十分楽しめる仕上がりになっている。一般開放は12月18日を予定の"China Rising"でより激しくなった戦場を体験しよう。
※UPDATE:UCAVを一部SCAVと記述しておりました箇所を修正しました。コメントでのご指摘ありがとうございました。