2010年公開のストーリートレイラー
2010年8月に大規模な人員削減とスタジオの閉鎖が伝えられるも、後の2012年7月には停止状態にあった公式サイトが回復し、これに伴い『Ty the Tasmanian Tiger』シリーズの新作をモバイル向けにリリースしていたKrome Studiosですが、同スタジオが2010年に発売したPC/PS3/Xbox 360向け横スクロールアクション『Blade Kitten』に、新たな追加コンテンツが登場する兆しがあることが明らかとなりました。
Kit Ballard(キット・バラード)という“半ネコ”の賞金稼ぎと、相棒のSkiffyの冒険を描くジャパニメーション的な作風が持ち味の同名Webコミックを題材とする本作ですが、『Blade Kitten』の公式Facebookページでは、全てのアセットをパブリッシャーのAtariから取り戻すことが出来たと最新の更新で伝え、お蔵入りとなっていたEpisode 2の配信が実現する兆しがある事を報告しています。
DLCの配信はSteam IDの譲渡が無事に行われれば可能になるとしており、状況はやや複雑ではあるもハードルは高いという訳ではないとして、Steam版の配信が実現した後にはXbox LIVE アーケード版やPlayStation Network版にも同DLCの配信を予定していることを伝えています。
今回のニュースを受けて、Joystiqにコメントを寄せたKrome Studiosの共同創設者Steve Stamatiadis氏によると、Episode 2には5つのレベルが収録されており、配信の目処は立っていないものの5ドルの価格を想定しているそうです。またStamatiadis氏は、本作の権利を年内に取り戻すことが出来るとは予想していなかったとして、Atariの対応が素晴らしいものであったと喜びの言葉を述べています。