1802年にかのナポレオン・ボナパルトが制定したことで知られる「レジオン・ドヌール勲章」は、卓越した業績を残しフランスに影響を与えた国内外の重要人物へとフランス政府から送られる最高勲章。ゲーム分野では今回のDavid Cage氏以外にも、2006年には宮本茂氏に加え、初代『Alon in the Dark』を産みだしたフランス人ゲームデザイナーFrederick Raynal氏、同じくフランス人ゲームデザイナーで『Beyond Good & Evil』にて知られるMichael Ancel氏が勲章を受章しています。
なお受賞者がフランス人の場合は騎士団「オルドル」への加入が随伴しており、David Cage氏は5等の騎士に当たる「シュヴァリエ」という階級に所属。一番下級に当たる「シュヴァリエ」に所属するには民間企業でおよそ25年間、公職機関でおよそ20年間の労働が必要で、「レジオン・ドヌール」は長い年月をかけて各分野への功績を残した人物のみに授与される勲章であると言えます。
1969年7月9日にフランスのミュルーズで生まれたDavid Cage氏は、1990年代前半から『Super Dany』のBGM製作を含むゲーム開発に参加。1997年にQuantic Dreamを設立し、『Omikron: The Nomad Soul』や『Farenheit』などのタイトルを開発し密かに異彩を放ってきました。近年PS3向けに発売された『Heavy Rain』は200万本、『Beyond: Two Souls』は100万本のスマッシュヒットを記録。2013年には英国アカデミーBAFTAにて登壇し、ゲーム分野に関する発言を残しています。
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