先週末まで開催されていたGDC 2014にて、EnMasse Entertainmentと開発スタジオYingpei GamesはF2Pスタイルの新作TPS『Zombies Monsters Robots』を正式発表しました。
旧Epic Games Chinaこと中国の上海を拠点とするYingpei Gamesは、2012年にもUnreal Engineを採用したTPSタイトル『Mercenary Ops』を海外向けにリリースし話題となったスタジオ。今作『Zombies Monsters Robots』はPC向けの協力型TPSで、『Mercenary Ops』から学んだ経験を基に開発される精神的な続編となることが明らかにされています。
ゲームは世界中に発生した異次元のポータルから這い出てくる敵たちをプレイヤー達が協力して撃退するという内容。ウェーブベースのサバイバルモードや、1時間ほどのキャンペーンミッションなどを最大8人のプレイヤー達で協力してプレイしていきます。武器群や環境トラップおよびタレット、さらには多数の敵に対抗できるメックなどを活用し、各モードの最後に配置されたボスバトルに勝利することがプレイヤー側の目的です。
また『Zombies Monsters Robots』にはCo-opモードに加え最大16人のプレイヤーが戦う対戦モードも搭載。人間チームとそれに対抗するモンスター達を描く内容で、モンスター側はレベルやアップグレードを行えることも明らかにされています。
海外メディアPolygonが取材したところによれば、GDCのデモでは約20分間にわたり12ウェーブを4人のプレイヤーとプレイし、「サイバネティクスソルジャー」や「ゾンビ」といった敵達が登場。叫びながら罠を仕掛けつつより強力な武器を取得し、時にはチームメイト同士で蘇生しつつ戦い、ボス戦では鎖を叩きつけ電撃ダメージを与えてくる強大なゾンビが登場したと語っています。
『ZMR』はローンチ後も武器やゲームモード、敵およびマップなど継続的な新規コンテンツを提供していく予定。すでに恐竜たちが登場するマップDLC「Dino Island」を計画中とも伝えられています。スクリーンショットでもツタンカーメンのようなキャラクターやリヴァイアサンのようなモンスターが確認でき、全く節操の無い闇鍋的な異種格闘技戦をTPSスタイルで楽しめるというのが本作最大の魅力と成りえそうです。
『Zombies Monsters Robots』は2014年4月にもパブリックアルファテストを実施し、5月にはSteam早期アクセスにてリリース予定。今夏後半にはフルローンチを予定しているとのことです。
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