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空飛ぶ扉にしがみつき現実世界のしがらみから逃げる2Dアクション『To Leave』エクアドル産の異質ワールド全開

エクアドルのグアヤキルを拠点とするゲーム開発スタジオFreaky Creationsは、第1弾タイトル『To Leave』を現在開発中です。本作はPC/Mac/Linuxに加えPS4やPS VitaなどにもPSNタイトルとしてのリリースが予定されています。

ゲーム文化 インディーゲーム
エクアドルのグアヤキルを拠点とするゲーム開発スタジオFreaky Creationsは、第1弾タイトル『To Leave』を現在開発中です。本作はPC/Mac/Linuxに加えPS4やPS VitaなどにもPSNタイトルとしてのリリースが予定されています。

複雑化した現実世界からの逃避を夢見ている若き開発者「Harm」が主人公となる『To Leave』は、大事な大事な空飛ぶ扉にしがみつき、彼を追い求める「Candiceの大都市」からの逃走を目指すという2Dアクションタイトル。ゲームは襲い来るオブジェクトを避けてマップを進行していくスタイルの作品で、Harmの空飛ぶドアは何かに触れると彼を吸い込み、少し前の場所へと戻してしまいます。言わば「ちょっと壊れた空飛ぶどこでもドア」であり、ほんの少しでも小突いてしまうと勝手に扉が開き、強制的に前に居た場所へと戻されてしまうというわけです。

2012年から開発が進められている『To Leave』は、昨年6月にも第1弾となるオフィシャルトレイラーを公開しており、その映像はドリーミーかつどこか刺激的な世界観と、チルアウト調のBGMがユーザーのハートを鷲掴みにする内容となっています。



クリエイティブディレクターのEstefano Palacios氏によれば、『To Leave』は人生における困難をメタファーとして描く内容。"彼女"と呼ばれる「Candiceの大都市」は、欲望や娯楽で人々を惹き寄せ、大きくなった彼らを燃やして食べ、ただただ成長を続けていくメガロポリスでもあります。

しかし自分が今やっている仕事、築いた立場、友好関係、そして娯楽への依存や中毒によって、そんな恐ろしいはずの大都市から逃れることができない。『To Leave』はそのゲーム内容が示すように、複雑化した現実世界のしがらみから脱却し、新たなことへ挑戦することの困難を描く内容となっているようです。

『To Leave』はPS4/VitaおよびPC/Mac/Linuxにて2014年Q2にもリリース予定。
《ishigenn》
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