米国のオハイオに在住するデベロッパーMatt White氏が手がける新作2Dドットアクション『Ghost Song』がSteam Greenlightへと登録されました。『メトロイド』や『悪魔城ドラキュラ』に代表される"メトロヴァニア"スタイルとなる同作は、昨年実施されたKickstarterキャンペーンにて5万ドルの開発資金を獲得するなど、すでに注目を集めています。
ゲームプレイ映像を一目見ただけで『メトロイド』の香りが漂ってくる同作は、『スーパーメトロイド』のようなチャレンジングなゲームプレイに孤独感とミニマルな雰囲気を持つタイトル。広大なオープンワールドを軽快な操作性で進み、隠された武器やアビリティを見つけて徐々に探索範囲を広げていくという伝統的なスタイルを採用しています。
幻想的に描かれるSFワールドと情緒溢れる力強い物語も『Ghost Song』の特徴の1つ。ゲームの舞台は多くの人々が探索を試みて帰ってこなかったという謎の衛星「Lorian V」。この衛星で死んだ人々は「ゴースト」として蘇り傷ついた身体をもたげ襲ってくると伝えられており、プレイヤーは彼らを打ち倒しつつ衛星内にいにしえから続く謎を追っていくこととなるようです。
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幻想的な惑星「Lorian V」とSFな世界観にドキリとするようなゴーストの描写を加えている『Ghost Song』
また『メトロイド』に続き影響を受けたとされているタイトルがフロム・ソフトウェアの『Dark Souls』。開発者のMatt White氏はゲームを「難しいがフェア」なものにするとした一方で、一部の選択可能なエリアは多少難しくしたいと"悪巧み"を明らかにしています。
『Ghost Song』は公式サイトにてPC/Mac/Linuxを対象に現在15.00ドルにて予約販売中。DRMフリーのバージョンに加え、現在Steam Greenlightにて通過を目指しているSteam版も収録されているようです。