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グロテスクな表現や残酷描写が苦手な方、18歳未満の方は記事観覧をご遠慮ください。
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エド・ブーン氏率いるNetherRealm Studiosから、E3直前に発表された対戦格闘ゲームシリーズ最新作の『Mortal Kombat X』。ソニーのプレスカンファレンスでも大々的にフェイタリティ映像が披露されてセンセーショナルにデビュー。E3 2014初日のWarner Bros.ブースにて、プレゼンテーションとプレイアブルデモをチェックしてきました。
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まずは気になる参戦ファイターから。今回のデモでは以下6人のキャラクターがプレイ可能でした。
- ・Scorpion
ほぼ全シリーズに登場するレギュラーキャラ。ロープ付きくないと炎の使い手。
・Sub-Zero
全シリーズに登場するレギュラーキャラ。氷の使い手。
・Cassie Cage
シリーズ主要キャラであるJohnny CageとSonya Bladeの間に生まれた娘。新キャラクター。
・Kotal Kahn
Shao Kahnと関連を持ったアステカの呪術師。新キャラクター。
・D'Vorah
蟲を操る女性。新キャラクター。
・Ferra/Torr
大男の背に股がった両手に凶器を持つ少女。二人一組で戦う新キャラクター。
キャラクター選択画面を確認したところ、全部で24個の枠があり、開発者いわく最終的な登場キャラクター数はそれくらいの数に収まるだろうとのこと。
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今作でとりわけ注目に値するのは、各キャラクターごとに用意されている“Variation”の存在。いわば戦闘スタイルのようなもので、プレイヤーはキャラ選択後に3つの特徴的なVariationから一つを選びます。例えばスコーピオンの場合「忍術」「炎」「召喚」、D'Vorahなら「毒」「芋虫」「虫の大群」、いずれかに特化することができ、キャラクターの見た目も一部変化。さらに各Variation専用の技も存在するため、プレイスタイルの幅を大きく広げています。
デモで選択できたステージは3つで、前回『Injustice(インジャスティス)』を手がけたNetherRealm Studiosだけあって、オブジェクトを利用できるギミックも存在。背景にいる人間を相手に投げつけたり、壁を利用して二段ジャンプしたりと、意表をついたアクションが行えます。
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X線写真のように対戦相手の頭蓋骨や内臓を粉砕できる特殊技“X-RAY”も、前作からさらにド派手な見た目になって復活。次世代機バージョンでは、キャラクター造形やバイオレンス表現のクオリティーは飛躍的に向上。過去作ではやや冗談交じりのように見えたトドメの処刑技フェイタリティも、今作では人体解剖的なリアルさが追求されていて、シャレにならないインパクトがあります。
E3のブースには、モータルコンバットシリーズ開発を初期から指揮するエド・ブーン氏の姿もありました。
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『Mortal Kombat X』はPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PCを対象に、海外で2015年リリース予定です。