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シリーズ最新作として海外では11月に発売を予定している『Far Cry 4』。同シリーズとしてはおなじみでもあったビーチなどの海辺を中心した舞台から一変、ヒマラヤ山脈にてサバイバルが繰り広げられることとなる本作ですが、ディレクターのMark Thompson氏が舞台変更に伴ういくつかの要素の変化について言及しています。
「我々はゲーム内の環境に視覚的な変化を加えたかった。結果ヒマラヤを舞台にしよう、という結論に至った」と語る同氏。海から山に舞台が変わった『Far Cry 4』はこれまでとは異なりバーチカル(縦軸)な世界が中心となるため、ジャイロコプターやクライミングなどのシステムが導入されている点を説明しています。
『Far Cry』シリーズではエリアによって異なる野生動物が生息していますが、舞台が変わってもその点は同じ。今作では「鷲」が生息しているため、頭上からの攻撃にも備えなくてはいけないことにも触れています。これによりこのオープンワールドにおいて、空まで視野を広げて山脈を突破しなくてはいけなくなります。
「たまに、森の中で火炎瓶が空中に飛んでいることがある」と説明するThompson氏。「これは敵が鷲に攻撃を加えられており、火炎瓶で応戦しようとしているところだ」とのことで、「これで森が火事になる」と笑いながら解説しています。また「山頂にたどり着き出したプレイヤーに対し、我々は環境を使って少し遊びを加える」と語っており、登頂するためには「酸素」の補給が必要となることも加えています。
舞台変化に伴う様々な要素の変化が、これまでもいくつか発表されている本作。『Far Cry』の冠を被りながらも、これまでの過去作とはかなり異なるオープンワールドサバイバルアクションとなるのかもしれません。
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