ピーチ姫を助けるのみならずカートや各種スポーツ、とにかく大忙しな任天堂の看板キャラクターのマリオ。そんな彼が『大乱闘スマッシュブラザーズ』のリングに向かうまでの道のりを描いたファンメイド映像が、海外ゲーマーから注目を集めています。
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映像はとあるお店のDIYコーナー、水道周りのアイテムをマリオがチェックしているシーンから始まります。様々なゲームにひっぱりだこな彼ですが、元々は配管工。オフ(?)の時間はこんな風に過ごしていたのかもしれません。閉まりかけの踏切を得意のアクションで急いで潜り抜け、地下鉄に飛び乗って辿り着いたのは国立代々木第一体育館......ではなかったようです。
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地下鉄車内で眠るマリオからはどことなく悲壮な印象を感じますが、彼も日本のゲーム産業を支える戦士の一人。一般の通行人にぶつかったりしないよう、気をつけて通勤して頂きたいところです。ちなみにこの映像を制作したDean Wright氏は日本通らしく、過去には日本のテレビ番組の出演経験もあったようです。どことなくリアルな描写や撮影場所のチョイスは、Wright氏の日本愛が成した技なのかもしれません。