PS4をラップトップ化した「PlayBook 4」やXbox OneとXbox 360を一体化した「Xbox Duo」など、様々なラップトップゲーム機を製作してきた米国のハードハッカーEdo Zarick氏。そんな同氏がPS4とXbox Oneの新世代機をまとめた「PlayBOX」の製作に成功しました。
「PlayBOX」は、これまでと同様に3Dプリンターやレーザーカットで作成したプラスチックケースに収納し、Vizio 22型のディスプレイを使用しています。一本の電源ケーブルで電力供給を行っています。
また、両方共にHDMI出力、Wi-Fi、イーサネットポートを備えており、両マシンの切り替えはスマートHDMIスイッチャーによって自動的にアクティブな方が選択されます。さすがに廃熱の問題で同時起動は不可能なので、切り替えはスムーズに行えそうです。
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Edo Zarick氏によると今回の製作では、幾つか妥協する必要があったとのこと。具体的にはスペースの問題でXbox One側のUSBポートは使用できず、Xbox Oneとの干渉からかPS4の電源ボタンが動作しないといった不具合があるようです。電源に関してはDualshock 4での起動が出来るため問題ないとしています。
「PlayBOX」の製作には、これまで以上の費用が掛かっており、プロトタイプユニット製作のみで販売していない様子。どうしても「PlayBOX」がほしい場合はメールにて相談に応じると伝えています。