先日、公式サイトにて明かされたFPSモジュールのディテールでは、3つのスタンスを紹介。通常のFPSタイトルではADS(Aim Down Sight:照準機を覗く)スタンスとヒップ(腰だめ)スタンスの2種類でしたが、本作ではよりリアリティを求めて3種類のスタンスを実装すると伝えています。
本作に実装される3つのスタンスは、「Loweredスタンス」、「Readyスタンス」、「ADSスタンス」。それぞれのディテールは下記をご覧ください。



左:Loweredスタンス 中:Readyスタンス 右:ADSスタンス
- Loweredスタンス 武器を低く構えている状態。コンテキストナビゲーションが利用でき、スプリントやジャンプも使用可能。トレードオフとして射撃に時間がかかります。また、安定した射撃姿勢を保持していないため射撃散布界が広がり、反動も大きくなります。
- Readyスタンス 肩に武器を当てている状態。従来型FPSのヒップスタンスに相当するスタンスです。コンテキストナビゲーションは制限され、Loweredスタンスより移動は遅いものの、迅速かつ正確な射撃が可能で、武器を肩に当てているため射撃散布界と反動も抑えられます。しかし、ADSスタンスよりは正確ではありません。
- ADSスタンス ADSスタンスは照準機を覗いている状態です。狙いは最も正確で、射撃散布界と反動も最も小さくなります。その代わり、全てのコンテキストアクションが制限され、機動性が大幅に減少します。状況に応じて自動で切り替わる他の2つのスタンスと異なり、ADSスタンスは自ら有効化する必要があります。


左:ADSスタンス 右:Loweredスタンス
- HUDの違い
HUDは3つのスタンスで変化し、Loweredスタンスではレティクルが表示されず、Readyスタンスではヘルメットに対応したレティクルを表示。ADSスタンスではアタッチメントの種類に応じた照準が表示されます。
上記に加え、FPSモジュールには「スタミナ」と「呼吸」の要素があり、呼吸の乱れが射撃の乱れに繋がると紹介。また、FPSモジュールの次のステップとして、近接戦闘や乱闘に同様のシステムを適用できるか探っているとのこと。従来より少し面白いものを作ることを目指していると伝えています。
クラウドファンディングによる調達額が7900万ドル(現在のレートで約94.6億円)を超えた『Star Citizen』。ゲームのファイル容量は100GBを超えると示唆されており、前人未到の記録を多数打ち立てそうです。本作は2016年に正式リリースを予定しています。
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