今回のテーマは「E3 2015 報告会 行ってみた、聞いてみた」ということで、ライターの小野憲史氏と佐藤カフジ氏、ゲームクリエイターの武田寧おにたま氏、そして小誌編集長の谷理央が登壇。今年参加したE3 2015を見つめ直し、VR技術を含むビデオゲームの未来を熱く語り合います。詳細は以下の通り。
- 【開催主旨】
音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。
音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した「黒川文雄」がナビゲートするエンタメ小宇宙。「エンタテインメントの未来を考える会」(黒川塾)開催決定です。明日からのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。
【今回のテーマ】黒川塾3周年特別企画
6月16日から18日まで、ロサンゼルスにてE3 2015が開催されました。参加者に依れば、過去数年の開催のなかで、盛況を記録したと口を揃えて評します。その理由は、未来感を漂わせる「バーチャルリアリティ」(以下VR)デバイスとコンテンツの充実だと思われます。
そのE3にて、OculusVR社のOculus Riftの市販バージョンの発売は2016年の第1四半期(1~3月)になることを発表し、ソニー・コンピュータエンタテインメントは「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」(以下Morpheus)向けにバラエティ豊かなコンテンツをE3で公開し、2016年上半期の発売に向け着実に準備を進めていることを感じさせました。インディペンデントとしてはサムスンからの出資が決定した「FOVE」も好評でした。
参加者各様なE3がありますが、今回のゲストは、私を含め、全員がE3に参加したメンバーで構成されております。それぞれの視点でのE3、VR、コンテンツ、海外事情を語り合っていただきたいと思います。
今回の登壇ゲストは、国内外のゲーム事情に詳しいライター、小野憲史氏、話題のバーチャルリアリティに注目しているライターの佐藤カフジ氏、Game*Sparkの編集長・谷理央氏、E3には例年参加しているゲーム開発者武田寧氏です。
今回は黒川塾3周年記念企画として特別料金での開催となります。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。今回も皆様とともにお時間を共有したいと思います。
- 「エンタテインメントの未来を考える会」
【開催日程】:2015年7月18日(土曜日)
14時30分:開場 (通常の黒川塾と開催時間が異なります)
15時00分:開始 90分~程度 終了後 軽食+懇親交流会あり
【開催会場】:御茶ノ水 デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
所在地:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F(JR中央線 御茶ノ水駅聖橋口より徒歩1分 / 東京メトロ 千代田線・新御茶ノ水駅B2出口直結)
公式ホームページ:http://gs.dhw.ac.jp/
【参加費】
PeaTIX事前申し込み: 2000円(1ドリンク代込み 軽食あり)
3周年特別料金
当日料金:一般 2500円 / 学生 2000円(学生証をご持参ください)
デジタルハリウッド在校生割引:2000円(学生証をご持参ください)
参加申し込みはこちらから
■PeaTIX ↓(ネットからのお申込みはこちらから)
http://ptix.co/1Fu8XCG
【ぜひ足をお運びください!】
あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちの方を歓迎します。もちろん、それらの職業のかたに限定するつもりはありませんので、一般のかたも奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくても結構です。ここが何かの「入口」になるかもしれませんし、「出口」になるかもしれません。 積極的な参加をお待ちしております。
【問合せ先】
イベント運営責任者 黒川文雄 kurokawa.fumio@gmail.com
(協賛 : デジタルハリウッド株式会社 ) 以上。
- 【主催・司会 ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄】
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東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム「アルテイル・ネット」を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHNJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。 ツイッターアカウント「@ku6kawa230」
- 【ライター・小野憲史(おの けんじ)】
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1971年生まれ。「ゲーム批評」(マイクロマガジン社刊)編集長などを経て2000年よりフリーランスとして活動中。「Inside」「エキサイトレビュー」「まんたんウェブ」などで業界ニュース、インタビュー、レビュー記事などを発表している。2001年よりE3、GDCを中心に海外取材も継続的に行っており、国内外で講演活動や特別授業などもこなす。2012年よりNPO法人IGDA日本理事長。他にCEDECアドバイザリーボード、日本デジタルゲーム学会正会員(研究委員会所属)など。主な著書に「ゲーム開発者が知るべき97のこと 2」(編著)などがある。
- 【ライター・佐藤カフジ(さとう かふじ)】
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1996年より「DOOM」、「QUAKE」、「Counter-Strike」にて老舗クラン“廃人軍団”のリーダーとして活動する傍ら、1997年よりドワンゴに入社、ネットワークゲームプログラマーとしてのキャリアをスタート。アトラス、ケイブにてPC用MMORPGのサーバー開発に携わったのち、2007年よりゲーム専門のフリーライターに転身。ゲーム開発技術、海外ゲーム、eスポーツ等の知見を活かし、GAME Watch誌を中心に執筆活動中。VRに強い関心を持ち、GDC 2013にてOculus Rift DK1の詳細レポートを執筆して以来、ゲーマー目線でVR技術の進歩を追いかけ続けている。ゲーマー代表。
- 【ゲームクリエイター・武田寧(たけだ やすし)おにたま】
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有限会社ツェナワークス技術開発責任者。オニオンソフトウェア代表。幼少の頃からゲームセンター、ビデオゲーム、コンピューター技術などに興味を持ち創作活動を続けている。プログラミング言語「Hot Soup Processor(HSP)」の生みの親。「はじめてのプログラミングHSP3.4入門」などの書籍執筆、「ザルバールの蒸留塔(iOS)」などのゲーム製作を手がける。最近はアーケードゲームの歴史の研究取材、講演、発表などを行なっている。
- 【Game*Spark編集長・谷理央】
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株式会社イード メディア事業本部所属、Game*Spark編集長。幼少時代より欧米産のビデオゲームやテーブルトークRPG、ゲームブックなどにふれて虜になり、その魅力をもっと世に広め、共有できる仲間がほしいという思いもあって、2006年のサイト創設当時から運営に携わる。2008年にはイードの目にとまったことをきっかけに事業を譲渡しイードグループに参加。姉妹サイトのインサイドやGameBusinessとも連携し、幅広いゲームユーザーに向けてコンテンツを発信している。