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英国の良質なインディータイトルを、日本をふくむアジア向けにローカライズ/パブリッシングしている、コーラスワールドワイド(Chorus Worldwide)。同社は5月の東京インディーフェスに続き、京都ビットサミットにも参加。ユニークな作品『バートラム・フィドルの冒険(Adventures of Bertram Fiddle: Episode 1: A Dreadly Business)』を展示していました。
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イギリスのアニメーションスタジオRumpus Animationsが手がける本作は、ロンドンを舞台に、冒険家バートラム・フィドルとお供のギャヴィンによるダークユーモアに満ちた事件解決物語を描く、王道のポイント&クリックアドベンチャーゲーム。SteamのPC版がすでに配信中で、ユーザーの評価も上々です。
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BitSummit会場では、本作iOS版がタブレットでプレイアブル。製品版とほぼ同じ内容で、エピソード1のエンディングまでゲームを進められるというから驚き。もちろん、謎がすべて解ければ、の話ですが。
コーラスのPR担当、大柳竜児氏の話によると、「キモカワイイ」との声もあった独特の絵柄、説明不要のシンプルなゲーム性からか、とくに女性の来場者に人気で、中には本当にクリアしてしまったユーザーもちらほらいたのだとか。
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『バートラム・フィドルの冒険 エピソード1』の配信時期は未定ながら、大柳氏いわく8月頃にはリリースできる見込みとのことです。