ゲーム制作会社「comcept」と映像制作会社「スタジオよんどしい」による新プロジェクト「RED ASH」。Kickstarterで資金を調達していた、本プロジェクトのアニメ「Red Ash THE ANIMATION -Magicicada-」で新たなファンディングが開始されています。
「RED ASH」プロジェクトのアニメ作品「Red Ash THE ANIMATION -Magicicada-」は7月4日から8月4日まで目標額15万ドルのKickstarterプロジェクトを実施し、16万2882ドルの製作資金を調達。最初のゴールを達成したことで、18分の映像作品としての制作が決定しています。このクラウドファンディングではストレッチゴールの達成で、アニメーションの制作尺が延びる仕組みで、最終的に92分の劇場版アニメを目指していました。
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スタジオよんどしいはKickstarterの成功を踏まえ、国内向けの「Motion Gallery」と海外向けの「STUDIO4゜CFUN&」で、新たなクラウドファンディングを開始しています。この新クラウドファンディングは、Kickstarterで実現しなかったストレッチゴールの達成を目指したもの。これまでの調達分の余剰金額である約1万3000ドルと合わせ、両サイトで約12万ドルずつ、計26万ドル(日本円で約3200万円)の30分の映像制作が可能になる2ndゴールを目標に資金調達中です。
STUDIO4゜CFUN&とMotion Galleryのどちらかが12万ドルを達成すれば、2ndステージ(合計30分の映像)の制作が決定しますが、次の目標である3rdゴールへは2ndゴールの目標金額(26万ドル)達成後に目指すことになります。
「RED ASH」プロジェクトはcomceptによるゲーム『RED ASH 機鎧城カルカノンの魔女(Red Ash: The Indelible Legend)』も進行中。こちらはKickstarterでの資金調達に失敗しましたが、中国企業FUZE Entertainmentのサポートによって開発可能となっており、PC/PS4/Xbox Oneに向けた開発が始動したことが伝えられています。